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東北交流応援プロジェクトPride of JAPAN 2019報告書

1. ご挨拶と私の感想など

雑賀日出夫

皆さんのご支援により、「POJ9年目」を無事に終了できたこと、心から感謝申し上げます。特に、ご多用のところ、時間とコストを割いて、ご一緒頂いた実行委員の皆さん、本当にありがとうございました。POJの理念に賛同頂き、ご自分の最善を尽くしてくださったことに敬意を表します。また有形無形のお力添えを頂いた、多くの皆さんにも感謝申し上げます。今回もたくさんの思い出がありましたが、大きな学びを3点お伝えいたします。

  1.  「人間の使命は人の役に立つこと」
    多くの方から、「参加すると心が洗われる」との感想を頂きました。これは、「人間の使命は人の役に立つことであり、POJがそれだけを追求する二日間だから」だと思います。私も精一杯生き、働いているようで、濁りに濁って、自分中心でいる自分に気づきました。POJでリセットし、また来年に向けて、人の世に役立つよう自分を磨いていこうと思います。

    ところで、この「人の役に立つこと」は今年の映像のコンセプトにもなっています。小林さんと長島君が撮影してくださり、小林さんが、POJ後に仕事の合間に何度も何度も編集してくださった渾身の映像。是非お時間のある時に全ての映像をご覧ください。素晴らしい出来栄えです。

  2.  「何か問題が起こるのが当たり前」
    今年も大小さまざまな問題が発生しました。対処できたこともあれば、上手く対応できなかったことも少なくありません。初日の会場は、昨年までの「万石支えあいセンター」が閉鎖されたため、現地の石川さんには、今回も会場探しに奔走して頂きました。「万石ささえあいセンターから近く、しかも焼きそば・焼き鳥の調理ができる場所」は、なかなか適当な場所がなく、今回は「渡波公民館で実施し、近くの集会所で焼きそば・焼き鳥で調理し会場に届けて頂く」という折衷案になりました。橋本さんや新井さん・有志の皆さんによる、思いの積もった焼きそば・焼き鳥が、上手く集客に繋がらなかったのは残念でたまりません。私の責任です。

    また、7月の下見の時は暑くありませんでしたが、当日は猛暑となり、初日の「渡波公民館」はサウナ状態。「新蛇田第一集会所」も吹奏楽部の皆さんは炎天下での演奏になってしまい、体調を崩された方がいらっしゃいました。更に、新蛇田第一集会所は入りきらない方が来場され、演劇などが見られない方が出てしまいました。3年前に初めて新蛇田第一集会所でやった時は、開会式の時にお一人の方だけだったこともありましたので、嬉しい悲鳴でした。最後となる来年はこれまでの問題から学び、できる限りの準備をして臨もうと思います。

  3.  「原点を忘れない」
    東日本大震災の際、東北の皆さんの思いやりや秩序だった行動に感銘を受け、同じ日本人として誇りに感じ、私たちでも「何かできることがないか」と思ったのが出発点です。その後、自分の身近な方に声をかけ、人が人に働きかけてくださり、何度も話し合いを重ねました。

    その中で、「エントリー制とし」、「自分の強みや得意なことで」「自己の最善を尽くし切る」。そして「思いを一つにし」「10年間」「被災地の皆さんと交流応援をさせて頂く」などのコンセプトが決まってきました。ともすると、実施することが目的となりがちです。10年目の来年は、改めて理念を前面に押し出してやり遂げようと思います。

2. 2019年度の振り返り

【良かった点】

  •  今年も瀧沢さんと、事前に石巻入りをしました。石川さんに、石巻日日新聞さん、木の屋石巻水産さん、当日の会場などをご案内頂きました。速やかに運営ができたので、良かったと思います。石川さんには、現地の調整や情報提供、石巻専修大学利用の事務手続き、被災地ツアー、実行委員の送迎等、今回も献身的なご支援を頂きました。御礼の言葉が見つからないほどです。旧大川小学校の視察はPOJをやろうと思った原点に戻れる気がきます。
  •  荻野さんが、今年も宿泊や、食事・懇親会の手配、会計面などの裏方を一手に引き受けてくださいました。多額のご寄付を毎年頂いていることもお伝えしておきます。
  • チラシは、今年も柳澤さんが担当してくださいました。限られた時間の中で、実費で支援してくださっています。本当にありがたいことです。
  • バスの往復は、今年も小椋さんと原田さんが気持ちよく引き受けてくださいました。まるで、自家用車で移動している感があり、移動に伴うストレスは全くありませんでした。
  • 石巻専修大学さんでは、事務部長の竹下さんが笑顔で迎えてくださいました。またドリンクの差し入れをしてくださいました。ありがとうございました。
  • 音響機材が懸念事項だったのですが、山形の土屋さんが、佐藤さんをお連れ頂き、一手に引き受けてくださいました。プロの仕事を垣間見ました。
  • 二日間ともイス席が好評でした。ご来場の方の年代を考慮し、最終回もイス席を用意します。
  • 司会は中本さんが担当してくださいました。彼には全幅の信頼を置いていますので、何の不安もなく、もちろん期待通りに進行してくださいました。
  • ドクターの古屋さんが、足を怪我したにも関わらず、石巻入りをしてくださいました。今回も熱射病など体調を崩した中学生に対して、速やかに適切な対応をしてくださいました。
  • 石巻専修大学同窓会会長の伊東さんが、今回も参加してくださり、ご挨拶から懇親会までお力添えを頂きました。
  • 木の屋石巻水産前社長である木村さんに、映像と共にミニ講演をして頂きました。「自分の命は自分で守る」「お天道様がいつも見ている気持ちで仕事や生活をする」「誠実に仕事をしていると有事の時に助けてくれる方が現れる」など沢山の学びを頂きました。
  • 橋本さんが義息の新井さんと共に、今年も焼きそばと焼き鳥を振る舞ってくださいました。材料や機材などは全てご準備頂いています。道中の「サロンはしもと」の焼酎「まろがめ」の美味しいこと。来年が最後だと思うと残念で溜まりません。
  • 久保木さんご兄弟に今年もご参加頂きました。笛と太鼓に加え、獅子舞を披露頂き、会場の空気を一気に良い方向に変えてくださいました。
  • 豊嶋君が竹田貴大君を誘い、「ろくねんせい」を結成。大学で6年間過ごしたのがコンビ名の由来だそうです。練りに練った漫才を披露してくださいました。1日目終了後に振り返り、2日目の開始直前まで準備していたのが2日目の完成度に繋がったのでしょう。
  • 「WAになって語ろう」は愛知県から駆けつけてくださった木村さんが、竹田歩穂さんと共にご担当頂きました。皆さんの感想にあるように大好評でした。木村さんは、今年から加わってくださった正木さんと抽選会もご担当。また歩穂さんはマッサージもご担当頂き、お二人共大活躍でした。
  • クロストークの水橋さんと吉崎さんのお二人が、昨年に続き「ピアノとサックス」で参加してくださいました。一曲入魂の演奏は今年も感動的。CDデビューされるのが楽しみです。
  • 今年も小川マキさんが、寺さん岩渕さんと「貫禄のライブ」を披露してくださいました。会場にいた全員がマキさんの歌声と演奏、マキさんワールドに酔いしれました。
  • 黒田さんには、今年は2日目にご担当頂きました。魂のこもったギターの弾き語りは今年も健在。特に「栄光の架け橋」は感動的で多くの方の心を揺さぶっていました。
  • 瀧沢校長先生率いる鳩ケ谷中の生徒さん・教職員の皆さんが約60名でご参加頂きました。瀧沢さんはもちろん、夏休み返上で準備をしてくださった生徒さん、ご父兄や教職員の方々には時間も金銭面でもご負担をお掛けしました。ご協力に心から感謝申し上げます。
  • 石川さん期待の宍戸君が2日間とも受付を担当してくださいました。また、瀧沢さんの教え子である村さんが楽器や荷物の運搬でサポートしてくださいました。
  • 西島豊さん、清水さんが抽選会の景品で、「西島せんべい」「電化製品」などをご提供してくださいました。参加者の皆さんに喜んで頂きました。本当にありがとうございました。

【こうすればもっと良くなる点】

  • 「渡波公民館」の集客を、石川さんはもちろん、伊東さんや地方議員を含む地域の方々にも協力をお願いしようと思います。また初日の会場を「新蛇田第一集会所」とし、調理室を使った焼きそばや焼き鳥のおもてなしが可能かどうか確認をします。
  • 最後となる10年目は、これまでにご参加並びに支援してくださった方で、理念に賛同頂ける方には、ご協力をお願いしたいです。
  • 5月の連休後に一泊二日で下見&打合せに伺い、その際に思い出の地である「にっこりサンパーク」を訪問し、できればライブなどを提供したいです。
  • POJの理念を再確認し、これまでの足跡を振り返る共に、「ストーリーで伝える」ことを意識したいと思います。
  • エアコンや扇風機などの効果的な活用、水分の用意など熱中症対策を行う。但し、毎年最後は水分が沢山余るので、計画的に用意したいと思います。
  • 2日間とも「WAになって語ろう」を盛り込み、「交流応援」することに留意しようと考えます。
  • Tシャツなどが入った「受付セット」の段ボールが、ゴミと一緒に捨てられており、石川さんが2日目のPOJの際に、探し回って見つけてくださいました。私と一緒に総務的なことをどなたかにお願いしようと思います。
  • 予算面で恐縮ですが、残金が殆どありません。往復バスに乗ってくださる「実行委員」を増やしたいです。
  • 10年間皆勤の瀧沢さん・岸本さん・マキさんにはメッセージを伝えて頂きたいです。
  • 来年まで、各自仕事や家庭など自分のフィールドで、「ご自分磨き」をして参加しましょう!

3. 実行委員の皆さんから寄せられた感想

POJ実行委員会の皆さんの感想は、個人別にまとめました。
⇒ コチラから確認ください

4. POJ2019 メンバー

【現地入り】

瀧沢さん(他51名)、中本さん、豊嶋君、竹田夫妻、雑賀
小林さん(撮影・編集)、橋本さん、新井さん
原田さん・小椋さん(バス運転ご担当)、

【現地で合流】

木村さん(愛知から)、長島君、古屋さん(健康管理面)、村さん、正木さん
久保木さんご兄弟、黒田さん(福島から)
マキさん、寺地さん、岩渕さん、土屋さん・佐藤さん(山形から)、
水橋さん・吉崎さん(クロストーク、山形から)
石川さん、宍戸君、伊東さん、木村前社長(ミニご講演)

【後方支援=ご寄付・差し入れなど】

荻野さん、福井さん、小林さん、橋本さん、新井さん、伊東さん、宮さん、雑賀
西島さん、清水さん、矢野さん、宮岡先生、竹下さん(石巻専修大学事務部長)

5. POJ 2019の方向性等

【POJ 2020】 10年目ファイナル

  • 3月迄に「企画チーム」を発足。
  • 4月より「実行委員」を募集
  • 5月中旬に「実行委員」の打合せ
  • 5月下旬~6月に一泊二日で「事前打合せ&下見」、
    にっこりサンパーク訪問&ライブ
  • 7月「実行委員」の第二回打合せ
    8月22日(土)~23日(日) 4月より実行委員の募集

    1. 新蛇田第一集会所 午後から エアコンで冷やしておく、水分などの準備
    2. 渡市営新渡波東集会所 午前中 扇風機の活用

【POJ 2021以降】 今後

◆POJ 有志で、お盆の翌週の土曜日に、新蛇田第一集会所でライブ等を実施。終了後は、追分温泉に宿泊して懇親。
◆POJ ライブ 毎年都内で、小川マキさんに協力頂き、POJのメッセージと音楽を楽しんで頂く。

東北交流応援プロジェクトPride of JAPAN 2018報告書

1、 ご挨拶と私の感想など

雑賀日出夫

皆さんのご支援により、「POJ8年目」を無事に終了できたこと、心から感謝申し上げます。ご多用のところ、石巻入りしてくださった実行委員の皆さん、有形無形のご支援をしてくださった方々、本当にありがとうございました。特に、石川さん、万石ささえあい拠点センターの八木さん、新蛇田第一集会所「石巻じちれん」の山根さんには大変お世話になりました。今回もたくさんの思い出がありましたが、大きな学びを3点お伝えいたします。

  1.  「準備は悲観的に、実施は楽観的に」
    今回は、瀧沢さん・青柳さんと日帰りで、事前打ち合わせに石巻入りしました。皆さん歓迎してくださり、色々なアドバイスを頂きました。特に、石巻じちれんの山根さんより、「夏祭りで吹奏楽部の皆さんが演奏し、翌日の集客につなげてはどうか」「屋外のオープンスペースで演奏してはどうか」などのアドバイスを頂きました。これが二日目の集客に役立ったことは言うまでもありません。

    ところで、POJがスムースにできているのは、当日までに石川さんが現地の調整を一手に引き受けてくださり、また食事や保険の手配、財務面など縁の下の仕事を、荻野さんがしてくださっているためです。更に、当日の司会を担当してくだった橋立さんの台本作成、トヨシマヨシダの漫才や、レモンちゃんの出し物には、相当な準備の時間とエネルギーを割いていただいたのではないかと思います。物事をうまく行う秘訣は、「準備は悲観的に、実施は楽観的に」がポイントだと、改めて感じました。

  2.  「磨きぬいたものは、年代や地域を越えて、人の心に必ず届く」
    土屋さんがクロストークさんをご紹介してくださいました。「サックスとピアノ」の演奏と伺い、「おじいちゃんおばあちゃんはどう感じるだろうか?」と思いがよぎりました。ところが、そのような心配は一切不要でした。お二人の演奏に、全員微動だにせず、聴き入りました。また橋本さんや新井さん・河村さんの思いがこもった焼きそば、クロちゃんこと「歌う消防士」黒田さんの心のぬくもりが伝わる歌声、「きずな」の弾き語り、鳩ケ谷中学校の演劇や落語、そして吹奏楽部の演奏、マキさんバンドのライブ、どれも磨き抜かれていて、会場の人たちの心に響きました。「人に届けようと磨きぬいたものは、必ず人の心に届く、伝わるものだ」と思いました。
  3.  「思いを一つに、つなぐ」
    今年の映像のコンセプトは、「つなぐ」です。小林さんのメッセージに、「忘れてはいけない記憶をつなぐ」「命を守る大切な教訓をつなぐ」「支援する心をつなぐ」とあります。そして、最後に、「手をつなぎ、心をつなぎ、希望をつなぎ、そして、思いを一つにつなぐ」と締めくくられています。映像をご覧になり何度も考えてくださったメッセージ。感動で目頭が熱くなりました。是非全ての映像をご覧ください。素晴らしい出来栄えです。POJの第二幕は、このような社会を創り上げることに取り組んでいきたいと思います。

2. 2018年度の振り返り

良かった点

  •  前述の通り、石巻専修大学さん、石巻日日新聞さん、木の屋石巻水産さん、当日の会場などをご案内頂いたこと。結果的に、地元の議員の方とも連携ができ、二日目の会場は満員となりました。今年も「瀧沢号」で、事前打合せに行こうと思います。
  • チラシはできる限り、柳澤さんに文字を大きくして頂きました。見やすくなったのではないかと思います。
  •  石川さんには、現地の情報や石巻専修大学利用の事務手続き、被災地ツアー等、献身的なご支援を頂きました。御礼の言葉が見つからないほどです。本当にありがとうございました。
  •  バスの運転手さんは、小椋さんと原田さんが気持ちよく引き受けてくださいました。移動に関するストレスは全くありませんでした。あと二回もよろしくお願いいたします。
  •  皆さんのご要望に応えて、石川さんのご案内のもと、大川小学校を視察しました。高台にも上がってみると、また違った刺激を受けました。今年も継続していきます。
  •  一日目の音響機材が懸念事項だったのですが、山形の土屋さんが一手に引き受けてくださいました。プロの仕事を垣間見ました。本当にありがとうございました。
  •  二日間ともイス席が好評でした。ご来場の方の年代を考慮し、次回もイス席を用意します。
  •  司会を橋立さん・中本さんが担当してくださいました。女優のような橋立さんとイケメンの中本さんの進行はプロのようで、安心してお任せできました。また橋立さんの息子さんである匡巧君が参加してくださり、二日間とも受付で支えてくださいました。
  •  今年も橋本さんが新井さん、河村さんを引き連れ、全てボランティアで焼きそばと焼き鳥の差しれをしてくださいました。石巻焼きそばとのコラボレーションにより、お腹も心も満たしてくださいました。開始時間を早めたので、集客効果も抜群でした。
  •  ドクターの古屋さんが、今回も新幹線で石巻入りをしてくださいました。体調も心も直す彼女は本当に頼りになる妹分です。
  •  木の屋石巻水産前社長である木村さんが、「希望の缶詰」をプレゼントしてくださいました。貴重な商品を本当にありがとうございました。次回は映像とミニ講演をお願いしたいです。
  • 松葉さんの「WAになって語ろう」は大好評でした。ご来場頂いた皆さんとやり取りすることができ、楽しい時間でした。参加者の皆さんとのやりとりの継続をお願いしたいです。
  • 石巻専修大学同窓会会長の伊東さんが、今回も「海の幸」を差し入れをしてくださいました。普段なかなか食べれないので、大喜びでした。ありがとうございました。
  • 久保木さんご兄弟がじーまみーずさんをご紹介してくださいました。日本の伝統的な演奏と沖縄の音楽に酔いしれることができました。
  • 石巻専修大学さんでは、これまでお世話になった常務の市川さんがお亡くなりになりました。ご冥福をお祈り申し上げます。代わって、事務部長の竹下さんが笑顔で迎えてくださいました。また、硬式野球部監督の酒井さんがドリンクの差し入れをしてくださいました。ありがとうございました。
  •  瀧沢校長先生率いる鳩ケ谷中の生徒さん・教職員の皆さんが約100名でご参加頂きました。瀧沢さんはもちろん、夏休み返上で準備をしてくださった生徒さん、ご父兄や教職員の方々には時間も金銭面でもご負担をお掛けしました。ご協力に心から感謝申し上げます。

こうすればもっと良くなる点

  • 次回も「石巻焼きそば」とのコラボが可能か、味見問題に関しても、改めてご了承いただく。また、焼きそばや焼き鳥の量について、橋本さんに早めにご相談する。
  • 木の屋石巻水産の木村前社長に、映像とミニ講演を頂けるようにお願いをする。
  • 最後の10年目は、チーム西島にも参加を呼びかけ、また地元の団体などとも連携し、盛大に行いたい。また、都内で10周年感謝ライブを行い、これまでにご協力頂いた個人や団体にも呼びかけて行いたい。
  • 地元の方とより関わることができないかを、石川さん・伊東さんに相談する。
  • 持病などがある方は、次回も事前に申告して頂く。
  • POJ集合の当日と終了翌日に休暇をとっておくと、安心して参加できる。
  • 来年まで、各自仕事や家庭など自分のフィールドで、「ご自分磨き」をして参加しましょう!

3. 実行委員の皆さんから寄せられた感想

POJ実行委員会の皆さんの感想は、個人別にまとめました。
⇒ コチラから確認ください

4. POJ2018メンバー

【現地入り】

瀧沢さん(+78名)、中本さん、吉田さん、松葉さん、橋立さん・匡巧くん、雑賀、小林さん(撮影・編集)、橋本さん、新井さん、河村さん、
原田さん・小椋さん(バス運転ご担当)

【現地で合流】

長島君、豊嶋君、古屋さん(健康管理面)、久保木さんご兄弟、久保木美由紀さん、黒田さん(福島から)、近藤さん・伊見さん・高橋さん(じーまみーず)、マキさん、寺地さん、山田さん、岩渕さん、土屋さん(山形から)、水橋さん・吉崎さん(クロストーク、山形から)、石川さん、宍戸君、伊東さん、畠山先生、木村前社長

【後方支援=ご寄付・差し入れなど】

荻野さん、福井さん、小林さん、橋本さん、新井さん、松葉さん、伊東さん、清水さん、宮さん
西島さん、宮岡先生、竹下さん(石巻専修大学事務部長)、酒井監督(同野球部)、雑賀

5.  POJ 2019の方向性等

【POJ 2019】 9年目

8月17日(土)~18日(日) 6月より実行委員の募集

  1. 石巻市営新渡波東集会所
    万石ささえあい拠点センターが2019年3月で閉鎖となることから、万石の八木さんから、「さくら町三・四丁目町内会」の雁部正男会長を紹介いただいた集会所です。
    同じ渡波地区であり、焼きそばアカデミーとコラボと交流が可能か確認します。
  2. 蛇田第一集会所

【POJ 2020】 10年目

POJ 2020は最後になりますので、これまでご協力頂いた方・団体にお声掛けし、石巻専修大学さんはもちろん、チーム西島、あるいは地元の団体やイベントと協力して、これまで以上に「思いを一つ」となるようなフィナーレにしたいと思っています。

以上

POJ石巻2016報告書~2017に向けて

1.   ご挨拶と私の感想など

【雑賀日出夫】

POJ2016、6年目を無事終了できたことに、心から感謝申し上げます。ご多用のところ、石巻入りしてくださった実行委員の皆さん、当日までに有形無形のご支援をしてくださった方々、本当にありがとうございました。

先日、小林さんがご多用のところ、編集してくださった映像を拝見しました。感動で目頭が熱くなりました。お時間がある時に、是非全ての映像をご覧ください。素晴らしい出来栄えです。コンセプトを伺うと「仲間」とのことでした。辞書によると、「仲間とは、ある物事を一緒にする間柄とのこと」だそうです。人生の折り返し地点を過ぎ、生涯付き合いたい方とそうでない方が気になる年齢になってきました。特に、今年支えてくださった方々とは、年齢や男女問わず生涯の同志だと感じております。POJを通じて、私の仲間でいてくださり、本当にありがとうございます。
プロジェクトが大きくなればなるほど、大変なことや思い通りにならないことがつきものですが、その反面、嬉しいこともたくさんありました。三つだけ整理してお伝えしておきます。

  1.  6月に故西島篤師さんのご長男で、会社を継いでいらっしゃる西島豊さんを、豊橋のご自宅に訪ねました。チーム西島の支援活動を続けるかどうか考えられていた時期があったそうです。実際に石巻入りをしてみると、「継続こそ最大の支援である」と毎月石巻入りし、お父様が築き上げられた被災地の皆さんとの言葉に表すことができない絆が出来ていたそうです。社員の方々に相談されたところ、会社はしっかりやっておくので、「自分たちの大将なのだから、安心して石巻に行ってください」と言われたそうです。そして先月、会社創立90周年記念事業として、社員150名と共にチーム西島「第57回東北交流支援」を無事にされたとのこと。お話を伺い、私も改めて10年間継続しようと心に誓いました。
  2. 毎年のことですが、石川さんと荻野さんのお二人には、感謝してもしきれません。当日を迎えるまで。現地の準備は、石巻専修大学の石川さんがこれ以上ないくらい献身的にご協力を頂きました。私がこちらで行うことに専念できたのは、石川さんのおかげです。また、荻野さんは、徹夜で仕事を行いながら、その合間をぬって、会計面や食事などの事務的なことを一手に引き受けてくださいました。当日に至るまで、数日おきに「現在寄付の総額が幾らで、一人当たりの参加費用は幾らになります」と連絡を頂きました。彼の支援がなくして当日を迎えることは出来なかったと思います。本当にありがとうございました。
  3.  中本さんと新谷さんが参加してくださいました。新谷さんは以前ご参加頂いたことがありますが、中本さんは初参加。二人には今回の詳細や参加費用も一切伝えていなかったと思いますが、私を信じて参加してくださいました。案の定、空気を読んでしっかりとやり遂げてくださいました。また、長島君、和田亮一君が電車を乗り継いで駆けつけてくださいました。たくさん時間が掛かったことでしょう。それでも参加しようと思ってくださった気持ちが本当に嬉しいです。加えて、木村さんがたった一人で車を運転して、豊橋から参加してくださいました。どれくらい時間が掛かたのか分かりませんが、話し相手も居ない中を何時間も往復運転して参加してくださったことを考えると抱きしめたいくらいです。
    仲間っていいですね。皆さんに仲間でいて頂けるよう精進していこうと、改めて思いました。

2. 2017年度に向けて

【良かった点】

  • 早い段階で、運転手の志村さんとマイクロバスが決まったこと。マイクロバスは村さんのご尽力によるもの。志村さんの運転は完璧で、志村さん・村さんには来年以降も是非お願いしたいです。
  • チラシを柳澤さんが引き受けてくださり、短期間で作成してくださったこと。本当に助かりました。
  • 現地入りしてくださった実行委員は、誰か一人居なくても回らなかったと思います。現地入りしてくださった方に改めて感謝申し上げたいです。
  • 石川さんが選定してくださった「仮設大森第三団地」は、初めてにもかかわらず、POJを歓迎してくださり、役員約8名の皆さん方が実行委員と一緒に行動してくださいました。集会所に被災者の方々を誘導してくださり、POJにとって完璧な会場でした。これに限らず、石川さんには、現地の情報や石巻専大や集会所、北上中学校体育館利用の事務手続き、被災地ツアー等、献身的なご支援を頂きました。御礼の言葉が見つからないほどです。本当にありがとうございました。
  • 橋本さんと新井さんによる「焼き鳥と焼きそばの振舞い」は、これ以上ないくらい美味しく、集客はもちろん、被災地の方々や実行委員を笑顔にしてくださいました。素材に加えて料理人の方の思いが詰まっているからなのでしょう。食材や器材等、全てをご負担頂き、本当にありがとうございました。
  • 古屋さんが往復新幹線で駆けつけてくださいました。彼女がいるだけで、安心できるから不思議です。ドクターとして、健康管理面をご担当頂きました。
  • 泉谷さん・水越さんのサポートを草野さんが、マキさんバンドのサポートを土屋さんがしてくださいました。私は機材関係は全く分からないので、毎年のことながら、とても頼もしいです。
  • 新谷さんと中本さんの受付、新谷さんの「じゃんけん大会」でのお子さんとのやりとりは素晴らしかったです。村さんがプレゼントしてくださった「紙ヒコーキ」も役立ちました。
  • 久保木さんご兄弟の演奏は日本伝統的な深みがあり、呼び込みと演奏は心に響きました。来年以降も是非ご一緒頂きたいです。
  • 黒田彰久さんの弾き語りは、心に沁みました。是非来年以降もご参加頂きたいです。
  • 人気アーティストのデュオ演奏の泉谷さん・水越さんは息があった会話と演奏で、二日間とも盛り上げてくださいました。ピアノとクラリネットの音色でたくさんのメッセージを贈ってくださいました。
  • マキさんはPOJのシンボルですが、ライブは貫禄さえ感じました。今年もお願いして本当に良かったです。また「きずなオールスターズ」は初めての試みでしたが、とても感動的でした。
  • 今年も石巻専大さんのお世話になりました。毎年のことながら、市川常務が笑顔で迎えてくださいました。ご寄付に加えて、ゲストルームまでご負担頂き、心から感謝申し上げます。
  • 瀧沢校長先生率いる川口北中さんが約100名でご参加頂きました。瀧沢さんのお人柄や川口北中のご父兄や教職員の方々の結束力を強く感じました。もう少し大勢の方に合唱を聞かせてあげたかったです。
  • 2日目の最後に、参加頂いた方々を、実行委員や川口北中の全員で両側に並び、送り出したのは良かったと思います。

【こうすればもっと良くなる点】

  • POJが6年間継続できたのは、田口先生はもちろん、宮岡先生と故西島篤師さんのご支援によるものです。宮岡先生には石巻専大をご紹介頂き、「思いを一つに」という大切なコンセプトを頂きました。また、故西島さんには、畠山先生やにっこりサンパークをご紹介頂き、抽選会の景品や飲み物などのご支援を頂いてまいりました。宮岡先生と西島豊さんと改めて、ご一緒できないかご相談をさせて頂こうと思います。
  • 私のチラシの構成が甘かったこと。大変失礼しました。「久保田智康→久保木智康」「萩野税理士事務所→荻野税理士事務所」。
  • 文房具は何が事前に送られているか分からなかったので、「文房具一覧」を作成すると良い。
  • 同様に、「受付」「会場」等の案内も一覧を作成し、事前に印刷しておくと良い。
  • POJ集合の当日と終了翌日に休暇をとっておくと安心できる。
  • 現地入りの実行委員は、今年の人数+3名いると少し余裕ができる。
  • ETCを活用すると、高速代が往復で約6,000円節約できる。
  • バスや新幹線で、少しでも体を休めることができるようなグッズを用意すると良い。
  • ドライヤーで髪を乾かしたり、髭を剃るなど身だしなみを整えると良い。
  • 女性用フリーTシャツは大量にあるので、配布すると良かったのではないか。
  • 雑賀が司会を全て行うと、全体が把握できず漏れが生じて、結果的に実行委員の皆さんにご迷惑をお掛けするので、江島さんのような方にサポート頂くと充実すると思う。
  • 民謡は会場に来られた参加者の皆さんが口ずさめるので、来年から民謡を取り入れると良いのではないか。
  • こちらから発信することが大半だが、例えば、車座になり、お爺ちゃんやお婆ちゃんのお話を傾聴するのも良いのではないか。
  • 石巻専大の教室における冷房と、シャワーはどうすれば使えるかを事前に確認すると良い。
  • 一日目終了後、石巻専大に戻る前に、ビールやおつまみ等飲み会の品を購入すると良い。
  • 石巻専大の到着時間が毎年遅れて迷惑をお掛けしているので、来年は余裕をみてお伝えする。
  • 夕食が「お弁当」だと理解していたが、そうではなかった。事前に、荻野さんと雑賀で時間をとって、情報を共有しておくと良い。
  • 二日目の早朝に、体操や散歩をすると美味しい空気を満喫できる。
  • 川口北中のご父兄や教職員の皆さん方に何か出し物をして頂いたらどうでしょうか。
  • POJにご尽力頂いている方に、「幹事」になって頂き、幹事会で大枠を決めると速やかに進めることが出来るのではないか。 →荻野さん
  • 瀧沢さん・草野さん・小林さん・古屋さん・石川さん
  • 予算計画と実行を明確にして、解散パーティーで共有すると良い。
  • POJに参加してくださっている演者や実行委員、支援してくださった方々を互いに、応援していくと良いと思う。
  • 趣旨に賛同頂くことは前提だが、テレビやお笑い芸人等とコラボレーションが出来ないだろうか。
  • 来年まで、各自仕事や家事などで、切磋琢磨すると良い。

3.  実行委員の皆さんから寄せられた感想

POJ実行委員会の皆さんの感想は、個人別にまとめました。
⇒ コチラから確認ください

4.  POJ2016メンバー

【現地入り】

瀧沢さん(+98名)、古屋さん(健康管理面)、中本さん、雑賀、黎明
小林さん(撮影・編集)、橋本さん、新井さん、
草野社長、泉谷さん、水越さん
志村さん(バス運転ご担当)、新谷さん

【現地で合流】

木村さん(豊橋から)、久保木さんご兄弟、長島君、和田君(福島から)

【現地】

マキさん、寺地さん、山田さん、土屋さん(山形から)、市川常務、石川さん、畠山先生

【後方支援=ご寄付】

宮岡先生、荻野さん、市川常務、山上さん、江島さん、福井さん、細川さん、青木さん、宮さん

【ご寄付】

小林さん、古屋さん、瀧沢さん、新井さん、雑賀

5.  POJ2017の方向性等

【POJ2017】

2017年8月19日(土)~20日(日)で実施予定。
恵み野復興団地の集会所での実施を検討。(にっこりサンパークからバスを走らせる?)
顧問: 宮岡先生や西島豊さんに改めてご協力を依頼。
幹事: 荻野さん・瀧沢さん・草野さん・小林さん・古屋さん・石川さんに幹事をお願いする予定。

【忘年会】

12月26日(月)@味どころ はしもとで実施予定。会費は5,000円です。

POJ石巻2015報告書~2016に向けて

1. ご挨拶と私の感想など

【雑賀日出夫】

先ずは、POJ2015にご多用のところ、私と一緒に石巻入りしてくださった実行委員の皆さん、現地でご支援を頂いた石巻専修大学の市川さん・石川さん、畠山先生。宮岡先生・簗田さん・山上さん・江島さんはじめご支援を頂いた皆さん、そして、佐藤会長はじめにっこりサンパークの被災地の皆さんに心より御礼申し上げます。一人では出来ないことも、百数十名の方が集まると、大きなことができることを改めて実感いたしました。

<事前準備>

現地の準備は、石巻専修大学の石川さんがこれ以上ないくらい献身的にご協力を頂きました。こちらで行うことに専念できたのは、石川さんのおかげです。また、食事の手配や会計面は、今年も荻野さんが、お仕事がご多用のところ、一手に引き受けてくださいました。お二人には、感謝してもしきれません。

そして、今年最も大変だったのが、バスと運転手の手配です。高速バスの事故により法令が変更し価格が高騰。また長渕剛さんの10万人ライブ、東北方面のお祭り等と重なり、バスの手配が全くできない状況でした。チーム西島でご一緒した第一観光の広瀬社長にも探して頂きましたが、40万円台でも見つからず、大型バスの手配を断念。自前でマイクロバスと運転手を探すことになりました。

マイクロバスは、瀧沢さんの教え子である村さんが探してくださいました。運転手は草野社長の縁で内定。その方とやりとりをさせて頂いたのですが、ご本人のお住まいが相模湖の近くであり、埼玉から都内にバスを持ち込む「繋ぎの運転手」を探さなければならず、また、費用面もなかなか合意できず、一難去ってまた一難の状況でした。この間、村さんと何度やりとりをしたか分かりません。結果的には、村さんのご友人(この方も瀧沢さんの教え子)が往復の繋ぎの運転手をしてくださり、現地入りしてくださる運転手さんとも粘り強く交渉。全てが確定したのは、前々日という状況でした。村さん、この度は本当にお世話になり、ありがとうございました。

POJ前日、初日終わった後、終了後の感想を載せておきます。

<POJ前日の心境>

今夜から石巻に向かい、被災地の方々と交流してまいります。昨夜までに準備の目処がつきました。準備を進めるのは容易ではありませんが、5年目を迎え「人間として一番大切なものが、プロジェクトの中に有る気がしてなりません」。それがこのPride of JAPANを進めてきた理由です。ここ迄にお力添えを頂いた方、ご一緒頂ける105名の皆さんに、心から感謝申し上げます。

また、今年は昨年10月にお亡くなりになった西島篤師さんに捧げる意味があります。私達のために場所を探し、体調が悪くなっても「後方支援」と言って支援してくださいました。今年は、西島さんを偲び、「思いを一つに、自分達の強みで最善を尽くし、被災地の方々と交流応援」してまいります。

<初日を終わった後の感想>

昨日は、人間って凄いなぁと感じ、3回も涙してしまいました。「こんなにも人のために何かしてあげたい」という気持ちがあるのかと。多くの方と触れ合い、たくさん語り合い、たくさん飲みました。今日は思いを一つにします。

<POJを終えた感想>

「思いを一つに」を合言葉に、被災地の皆さんと交流応援させて頂き、石巻を後にしました。人間として大切なことが、幾つも見つかった気がします。

  1. 人は根源的に、誰かの役に立ちたいという純粋な心を思っていること。そして、その純粋な心は伝染すること。日常や仕事でも、自分や周囲がこれを発揮できるようにしたいと思います。
  2. 人生は、自分の天性天分を自覚し、それを徹底的に磨き上げる旅であること。その途中には、たくさんの障害が待ち構えているが、乗り越えると心に決め、一心不乱に取り組んでいると、協力してくださる同志が集まってくださり、チームで乗り越えることが出来ること。そして、乗り越えたその先には、言葉では表すことのできない感動があること。
  3. 現地に行き、見て、聴いて、感じなければ分からないことがたくさんあること。被災地の今をご案内頂き、新聞やテレビ・ネットなどを見て分かった気になっても、その場に行かないと分からないこと・感じないことがまだまだあると思いました。
  4. 人間の救済は、人間によって、決して少なくないことが出来ること。私たちは、行政ではないので、根本的な問題解決は出来ませんが、一年に一回二日間でも、毎年被災地の皆さんを訪ねることで、お互いの距離感が近づき、現地の皆さんに喜んで頂けることができるのだというのが実感です。

Pride of JAPANにお力添えを頂いた方、時間を割いてご一緒頂いた全ての方に、感謝申し上げます。本当にありがとうございました。

2. 実行委員の皆さんから寄せられた感想

実行委員の皆さまから寄せられた感想は、以下ページよりご覧ください。
⇒ 実行委員の皆さんの感想

3. 今後に向けて

来年も従来通りであれば、8月27日(土)~28日(日)で実施したいと考えています。

<良かった点>

  • 石川さんが現地における準備を献身的にしてくださったこと。
  • 荻野さんが参加申込や食事の手配、会計面を一手に引き受けてくださったこと。
  • 村さんがマイクロバスと繋ぎの運転手さんを見つけてくださったこと。
  • 知久さんのおかげで、今年も素晴らしいチラシができたこと。
  • 山上さんのタオルによる被災地と新聞社への事前ご案内。
  • 宮岡先生がドリンクを差し入れてくださったこと。
  • バスによる移動と、石川さんによる被災地ツアー、懇親会による一体感醸成。
  • Facebookによる発信をリアルタイムでおこなったこと。
  • 焼き鳥と焼きそばの振舞いで、開始前からの盛り上がりや集客ができたこと。
  • 玉川うどん店さんの差し入れにより、抽選会の商品が豪華になったこと。
  • 「狭いスペースでの体操」は小山さんの工夫により、笑いがあって良かった。
  • 新しい試みであるマッサージは良かった。
  • プログラムをコンパクトにし、どのパフォーマンスも素晴らしい出来であったこと。
  • 帰りのバスの時間が、ほぼ予定通りであったこと。
  • 小林さんの撮影と編集により、素晴らしい映像を残すことができたこと。

<こうすればもっと良くなる点>

  • マイクロバスと運転手の手配 →村さん・志村さんに相談する。
  • 石巻専修大学さんの行事とタイアップできないかを検討する。
  • テントをお借りする場合は、事前に申請を行う。
  • 中学生の生徒さんの人数が増えた場合、教室を増やして頂くようお願いする。
  • 子供向けの催し(綿菓子・風船アート、じゃんけん大会など)を行う。
  • 実行委員は司会も含めてTシャツを着ること。
  • 受付をしてから、焼き鳥と焼きそばを差し上げるようにすると、集客によりつながるのでは。
  • 挨拶をする方もマイクを使ってお話し頂く。
  • 夕食をきちんと用意すること。
  • 2日目にトラブルがあり、バタバタしてしまった。また開始時刻が間違って伝わっていたこともあり、お客さまの出足が今一つだった。
  • イベントによっては、舞台ではなく下で行うと良いかもしれない。
  • 2日目の抽選会の準備が全くできておらず、期待をさせておいてできなくなってしまった。
  • 笛と太鼓の「お囃子」とコラボができると良い。

【実行委員の感想】橋本さん

雑賀様、今回も参加させて戴いて本当に有難う御座いました。まだまだ修行が足りない事を自分が嫌になるほど、帰ってから感じました。それは、帰りのバスの事です。皆さんが一言ずつ感想を述べる時、私が最初に云うべき事は、皆様に対し感謝の言葉ガ無かった事に帰ってから気が付きました。スタッフの皆様本当に有難う御座いました。焼き鳥も、焼きそばも、皆さまのお手伝いが無ければ、用意した材料を全て作る事は出来ませんでした。それを云えなかった事を反省しています。青木さん、村さんは、最後までフラフラに成るまで、頑張って戴き本当に有難う御座いました。そして雑賀さん、今年も感動を戴けた事を感謝致します。

雑賀様、先日は温かい慰めの言葉をネットで拝見させて戴きました。これで又新たに来年も参加させて戴きたいと心から願いました。去年より今年、今年よりさらにバージョンアップして来年は、皆さまのお役に立ちたいと考えております。

【実行委員の感想】小山さん

<全体的な感想>

  • 事前のお手伝いが出来ず、当日のみの参加となってしまった事、申し訳ございませんでした。
  • マイクロバスでの移動は楽しかった。狭さを皆で分ち合う事が出来、チームワークが向上した。
  • 到着後もスタッフ同士の心が通っていたので、チームワーク良く活動ができた。
  • 北中の生徒さんは、お助け隊、合唱と心のこもった活動をして下さったと思います。
  • にっこりサンパークの皆様にお会いすることで、毎回たくさんの気づきがある。

<狭いスペースでの運動について>

誰にでも出来る事、楽しい事、役に立つ事、を基本にメニューを考えました。

  • 1日目:集会室で行ったため、畳に座ったまま出来る体操をしました。右手左手でそれぞれ違う動きをする体操。首周り、肩甲骨周りをほぐす体操(左右で違う動きをする体操は、たくさんの笑顔の中で行えたと思います。)
  • 2日目:体育館で椅子を使った体操を致しました。日常生活の、立つ、歩く、座る、に役立つよう、下半身を使う体操をしました。体操中に転んで怪我をしないように、椅子につかまって行いました。負荷が大きくなりすぎないよう、又誰でもできるように回数を考慮しました。
  • 伊藤さんと一緒にやらせていただきましたが、体操のモデルになっていただき、わかりやすい説明をする事が出来ました。

【実行委員の感想】諸星さん

雑賀さん、下準備から現場統括まで、本当にお疲れ様でした!ありがとうございました。実行委員・関係者の皆様(石巻に行かれた方も後方支援に回った方も)、ありがとうございました。マキさん、泉谷さん、ひかるさんはじめ全出演者の皆様、すばらしいステージをありがとうございました。
皆が石巻のために、一つになれたすばらしい2日間だったと感じています。私は、司会以外はあまりお手伝いできませんでしたが、実行委員の一角として参加できたことを誇りに思っています。これからもぶれずに(笑)自分なりに社会に貢献できるようがんばっていきます。

(1)全体として

<良かった点>

  • 実行委員が慣れてきて、皆、手際が良くなってきたこと。息も合っている。
  • やる気のあるコアな実行委員の方々が残ったこと。
  • 事前準備されていた方々ががんばって下さったこと。
  • 中学生の皆様・御父兄を引率された瀧沢校長先生のリーダーシップ。
  • バスを手配して下さった村さんのご活躍。
  • 「にっこりサンパーク」の方々に、POJが完全に定着したこと。
  • 1日目集会場、2日目体育館という場所設定が良かった。
  • 焼き鳥・焼きそばが美味しかったこと。橋本さん、ありがとうございました!

<改善点>

  • 2日目の準備時間が短すぎた(ほとんどなかった)。
  • 2日目の開始時間が間違って伝わったこと(司会である私の責任もあると思います)。
  • 1日目、2日目ともにお客様の呼び込みをうまくやれたら良かったと思います。

(2)司会および個人的な反省点など

今年も、総合司会を仰せつかり、ありがとうございました。5年間やらせていただいていますが、2日間をまるまる1人で回すのは(実は)初めてのことでした。いつも、「実行委員や演者の方々の思いを、できるだけ解りやすくお客様にお伝えすること」、「前年よりクオリティを上げること」を意識してやっているつもりです。今回は、出演者の方々と円滑にコミュニケーションが取れ、紹介原稿もスムーズに作ることができた点が良かったと思います。いかがでしたでしょうか?

反省点は、2日目の開始時間が間違って伝わってしまったことであり、もう少しはっきりと開始時間をアナウンスすべきだったと感じています。私は「プロ司会者」ではありませんが、最近、様々な会合で司会をやらせていただく機会も多いので、せっかくなので技術面も向上できるよう、引き続き努力していきたいと思っています。

【実行委員の感想】古屋さん

<良かったところ>

  • スタッフがコンパクトだったので気心知れてとても動き易かったです。
  • 焼き鳥は手で持てるので食べやすく子供たちにも喜ばれた。
  • 天候が丁度良かった。
  • 抽選会でハズレても野菜を出したのは良かった。
  • いつもの顔ぶれにいつもの歌や音楽は安心感につながる。
  • 学生の合唱は深く心に響いた。
  • 開催時間は丁度良い
  • マッサージも良かった

<改善点>

  • 受付してから焼き鳥を貰える流れにすれば抽選会目当てにでも沢山きて貰える。
  • 抽選会の景品に子供の喜ぶもの、ハートの風船や、お菓子などもあると良い。
  • お助け隊は子供と遊ぶというのも入れると良い
  • 夕飯は飲まない人もいるので夕食はきちんと出したほうが良い。
  • 二日目体育館に地元の子供がきたが何も参加出来ず帰っていったので、来た子には椅子とりゲームやハンカチ落としなどスタッフや学生の何人かと出来ると良い。またはじゃんけんゲームで負けても参加賞など、楽しんで貰いたい。きっと保護者のかたも喜ぶと思う。

【実行委員の感想】小林さん

<良かったこと>

  • 2年目ということもあり、ある程度「勝手」が分かったので戸惑いが少なかった。
  • 地元の方数名と会話ができ、「交流」が実感できた。
  • 長嶋君に撮影を手伝ってもらえて助かった(2カメのため、アシスタントは必要)。
  • 何とか無事に全工程が撮影できたこと。

<要改善>

  • 体育館は、前日に会場の下見をしておらず撮影ポイントに戸惑った。
  • 電源ケーブルを用意していくべきだった。(草野さん、お貸し頂きありがとうございました。)。
  • 個人的には、やはり機材がプロ用ではないため納得のできる映像は正直、あまり撮れてない。何とかしたいが・・・。
  • 撮影とは関係ないが、体育館の設置では草野さんが忙しそうだった。アシスタントが必要では?

<来年に向けて>

  • 集会室は、司会だけでなくお話しする人もマイクがあったほうが良い。(声の大きな人でも、カメラで撮ると小さい)
  • 音声をクリアに取るにはラインをもらえる(&受けられる)とベスト。
  • サブカメラの三脚をもう少ししっかりしたものにしたい。
  • 今のまとめ方で良いのか?(編集の仕方を再検討?)

<全体としての感想>

  • 昨年撮影した子供たちの成長に驚いた。3歳の子(震災後生まれ)の子もいて感慨深い。
  • 集会室は狭くて環境も今一つだが、親近感を感じる。一方、体育館は、環境は良いが、やや観客との距離が離れぎみの感じがした。内容によっては、舞台下でやるのもありかもしれない?
  • 5回目ということもあるのか、地元の方と実行委員のみなさんとのやりとりにとてもほのぼのとした親近感を感じた。この「知り合い的な関係」になれることが、本当の交流であり、求められていることなのだろうと感じた。
  • 今回、地元の子供たちの参加イベントが少なく、要検討かと。(その分、川口北中学生の参加により盛り上がれた。やはり子供の参加は大切。)
  • せっかくなので、もう少し多くの地元の方に来場いただきたい。

 

【実行委員の感想】瀧沢さん

昨年度の予告どおり勤務先が変わりましたが、このたびのプライド オブ ジャパンにも中学生を伴って参加できましたことを誠に喜ばしく思っております。今年は、生徒66名、保護者15名、教職員6名の参加でしたが、子どもたちにとっても、保護者・教職員にとってもこの上なく貴重な体験となりました。このような機会を与えてくださった雑賀日出夫さんをはじめ、POJにご賛同をいただいたすべての皆様に心より感謝申し上げます。

<良かった点>

  • 中学生にとって正に豊かな体験活動となった。
  • お助け隊の活動が双方にとって、とても有意義な活動であった。
  • にっこりサンパークの方々との心のふれあいが何よりの財産と感じられた。
  • POJのスタッフの、他者のために最善を尽くしきる姿勢を強く感じた。
  • 教職員にとっても有意義な研修となり、帰着後によりよき成長が見られた。
  • 保護者との関係性も豊かになり、学校運営に潤いが増してきた。
  • 教え子が参加し、喜びを共有することができた。

<改善点等>

  • 雨が降った場合の導線の確保や、テントの準備などの対策を講じること。
  • 早い段階から北上中との連携を図り、中学生同士の交流をしてみたい。
  • 仮設住宅のお部屋の掃除というリクエストがあった。事前に投げかけ、積極的にやらせていただいたらどうか。
  • 来年度、日程が合えば是非とも吹奏楽部を参加させたい。
  • 生徒の人数が増えているため、宿泊するお部屋を複数お借りしたい。

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本年度、寄せられた生徒と保護者の感想文を紹介し、結びといたします
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「中学2年生男子」
僕は今回のプライド・オブ・ジャパンに参加した理由は、案内プリントを見て興味を持ったのと、両親が大賛成してくれたからです。東日本大震災から4年以上経っていますが、被害にあった人々の現状を見たり聞いたりして少しでも心に寄り添うことができたらいいなと思いました。仮設住宅の草むしりでは、住民の方々の役に立てるように一生懸命やりました。2日目の合唱の本番では、全体的に声が出ていて聴いている人の心に届いたと思います。アンコールの「北の空の下」は被災した方々の応援歌とするために勇気づけようと思い力強く歌いました。今回参加してみて実際に被災地に行って現実を見ることは、貴重な体験で自分のこれからの人生に役に立つと感じました。ボランティアの数が減っていく中で東日本大震災の事を風化させずに自分のこととして考え、また参加できる機会があれば積極的に参加していきたいです。

 

「中学1年生の保護者(母親)」
今回、プライド オブ ジャパンのお話があり、このような機会がないと被災地に行くこともないだろうと思い、参加することにしました。実際、現地に行ってみて、大川小学校や仮設住宅が並んでいる様子を見たり、被災者のお話を聞いて、様々なことを感じました。
特に大川小学校では、バスから小学校が見えた瞬間、あまりの惨状に「すごい・・・」と言ってしまいました。そして敷地内に足を踏み入れてからは、心がザワザワして何も話せなくなりました。そこで、娘さんを亡くしたという遺族の方のお話を聞くことができました。その方は、想像を超える怒りや悲しみ、色々な感情を全て受け入れ、私たちに大切なことを伝えてくださいました。参加した子どもたちも、それぞれ感じるものがあったと思います。
北上中学校の元校長先生のお話も大変参考になりました。一人でも多くの人が、被災地に足を運ぶことが大切だと感じました。大変貴重な経験をさせていただき、ありがとうございました。

 

「中学3年生女子」
私は、今回とても貴重な経験をさせていただきました。大川小学校に行ったときに、もし自分がここにいたらと思い胸が苦しくなりました。改めて、震災の恐ろしさと避難訓練の必要性を考えさせられました。北上小学校の元校長先生から聞いた話は、私たちが事前に資料で読んだ話とは違って、現実味がありとても重いものでした。自分がもしも同じ状況だったらと思うと、怖くて涙が出てきました。私たちは、北中合唱団として、歌わせていただいたとき、私たちの歌で涙を流してくれた人たちがいて、人の「与える力」はこれほどまでに強いものなんだと感じました。
私たち3年生は北中生として参加できるのは最初で最後でしたが、今回とても貴重な体験をさせてくれた先生方に感謝したいです。

 

「中学3年生女子」
私はこの活動を通して、いろいろなことを感じ、学ぶことができました。まず、石巻市の様子や訪問した大川小学校から、地震・津波のおそろしさを感じました。地震前の写真と比べると、様子は全く違っていて、同じ場所だとはとても思えません。また大川小学校で犠牲になった方々の話を聞いて、命の尊さも学ぶことができました。それから、仮設住宅で草むしりをして、人のために何かをすることはとても気持ちがよく、素敵なことだと思いました。短い時間でしたが、きれいにすることができたし、なにより住人の方の「ありがとう」が強く印象に残りました。そして、歌を歌ったとき、私たちを含めたたくさんの人の涙を見て、歌は人の心を動かすことができるのだと思いました。たった1つの出来事で大きく変わってしまう人間の生活、日々の「当たり前」に感謝し、今回の貴重な経験を決して無駄にせず、生きていきたいです。