日本師範館は、平時から日本を清く美しい流れに戻すために設けられた
Pride of JAPANが主宰する私塾です。
令和の松下村塾として、
10年間で100人の人格教養教育を受けた教員やリーダーの輩出を目指しています。

日本師範館の特長

  • サイエンスとアート

    東洋思想をベースにしています。毎回素読の課題があり、四書五経に触れます。また経営学からリーダーシップなどの理論(サイエンス)を学び、日本トップレベルの経営者やアスリートから、ご本人の経験(アート)を学びます。つまり東洋と西洋の智の融合を図り、サイエンスとアートの両輪を学ぶことができます。

  • 知行合一

    最も重要視しているのが、「知行合一」です。課題図書や講義でインプットしたことを、仕事や生活で実践し、事後課題や参加者との交流を通じて、理解のレベルを深めていきます。背後には経験学習モデルやID理論があり、自然と学びが深まるように設計されています。

  • 「多すぎる天才」の三要素

    更に、統計学者バンクスの論文「多すぎる天才」を参考に、同じ時代に限られた場所から世の中を担う人が大量に発生する三要素、①「多様性の交わり」、②「崇高な理念に基づく魂を磨く講義」、③「失敗できる環境で自分の限界を超える」要素をカリキュラムに盛り込んでいます。

流れと目的

一期の流れ

前期(5月~7月)、後期(9月~11月)に分かれており、後期から個人学習に、チーム学習が加わります。講義は日本師範館の理念に賛同してくださった講師以外に、塾生OBOGがチューターとしてサポート。毎月のセミナーはZOOMで行われ、7月の合宿、12月の卒館式はリアルで実施予定です。

その結果

上記を通じて、自分の中に確固たる判断基準(規範)を持つと共に、自分の志や使命を考え抜いて頂きます。その結果、人格教養教育を身につけた教員やリーダーを育てあげます。具体的には、先ずは一隅を照らし、SDGsの目標達成に貢献し、日本と世界のグランドデザインを描き、それを実現できる人財、150年前の佐藤一斎や佐久間象山、横井小楠などの輩出を目指しています。

日本師範館の誓言

我々はこの時代の日本に生を受けた者としての責任、
「日本を愛し、世界を思う」
「そして、日本と世界の壁を越えて」
「日本と世界を守る」
を全うする為、 清く美しい流れの品格の源泉と 鋭い感性
深い精神性の徳性の模範となって、実社会の中で実践し、
感化させ、 美風美徳の先導者となることを誓う。

日本師範館 五則

一つ、準備をしてここに集う同志との切磋琢磨の場である 二つ、「知行合一」により、人格向上を計る学びの場である 三つ、天性天分を活かし、一隅を照らすことから始める 四つ、この誓言に外れる行為に対しては、是正を行う 五つ、こここそ、日本と世界を再興する中心でありたい

主宰、館長、顧問、主任講師 紹介

  • 日本師範館 主宰者

    雑賀 日出夫

    (Pride of JAPAN代表)

    現在の日本は、個人や豊かさへの追求が行き過ぎ、「自分さえ良ければいい」「今さえ良ければいい」という価値観が蔓延しているように思います。これは、これまでの日本が大切にしてきた教育や価値観と断絶していることが大きな原因です。そこで、日本師範館では、私たちのDNAの中にある「思いやり」や「人のために最善を尽くし切る」ことを呼び覚まし、自分の判断基準になるまで学びを深めます。そして、一隅を照らし、周囲を感化させ美風美徳の先導者を輩出したい。それが私たちの願いです。

  • 日本師範館 館長

    瀧沢 靖雄

    (中学校校長)

    時代はまさに、大転換期。持続可能な開発目標にもある通り、新型ウイルスへの対応、貧困・飢餓・教育・環境・人権問題等々。山積する人類の課題に立ち向かう人物を、輩出するのが日本師範館です。私たちは、志を立て、友と切磋琢磨し、書を読んで聖賢の教えを身に付けることにより「規範を形成する」ことこそが、リーダーたる者の基軸であると考えております。
    さあ、共に集いて魂を磨くことにいたしましょう!

  • 特別顧問

    田口 佳史

    (東洋思想研究家)

    国力とは通常経済力と武力をいう。
    戦後わが国は武力は米国に依存し、唯一の国力を経済力として誇ってきたが、1990年代に入った頃からこの経済力も頼りにならないほど低迷している。
    この情無い状態をこのまま続けてもよいものか。
    唯一の解決策は、全人格的人間力を保有した優秀な人材の育成にある。
    幕末の国難を見事に回避した志士たちの先例を習い、何としても一人でも多くの、世界に通用するダントツの日本人を育てるしかないと思うばかりである。

  • 日本師範館 主任顧問

    宮岡 孝之

    (弁護士)

    「学ぶ」ということ。
     専門家の話しをきき、知識を得る。その知識を使えるようになるためには、理解しなければならない。理解するとは、その教えを自らのものとして、新たな問題に向き合った時に、解決できることである。学びとは、自ら思考する力を着けることである。そして、リーダーとなるためには、人に教え示すことのできる人格者である必要がある。
     日本師範館での学びを通じて、規範について理解し、規範を身に着けた人格形成を。

  • 日本師範館 主任講師

    田村 潤

    (元キリンビール副社長)

    日本師範館の理念、「私たちのDNAである東洋思想により、日本を清く美しい流れに戻す人財を輩出する」ことに、賛同します。問題に遭遇した時は、自分の原点や理念に立ち返ることが最も大事だと思います。これまで私は、ビジネスにおいて、自分の会社とは何か、自分とは何者かを考え抜き、それを行動に結びつけ、圧倒的な成果を挙げてきました。国家の変革も同様でしょう。ところで、魂を磨く機会を得た塾生の皆さんは、選ばれし人達であり、今後責任が伴うことを肝に銘じて頂きたいです。