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松岡里奈さん

この度、雑賀さんよりお声掛けを頂き「新蛇田第一集会所」にてギターと歌のライブをさせて頂きました松岡里奈です。

お恥ずかしいことに私は、震災から初めて東北の、石巻の地を訪れました。これまで現地にて何の活動もして来なかったこと、東北の状況をメディアや知人友人からの情報のみで認識していたことなど、今回の機会を頂いて振り返り、同じ日本人として申し訳ない気持ちでおりました。 実際に伺うまでに、震災直後の様子やこれまでどのように復興されて来たのかをやはりまたメディアを頼りに情報を得て、少し心構えをして石巻へ到着したのですが、日が暮れて飲食店の軒先に明かりが灯るとどのお店もいっぱいのお客さんで賑わい、駅から海側へ広がる歓楽街のビルの看板はテナントが全て埋まっている状態で点灯しており、お店の方とお客さん、道行く人々の活気と笑顔がとても印象的で、こちらが持って来た変に神妙な、感傷的な感覚は全く不自然であるように感じられました。 綺麗に整備された海沿いや町並みも含め、この12年の間、東北の方々がどんなに前を向いて歩んで来られたかがその活気から伝わって来るようでした。

ライブの演目につきましては、お集まり頂く皆様の年齢層や土地柄を考慮して懐かしの港にまつわる名曲をと思い用意して参りましたが、ご一緒にお楽しみくださった地域の皆様、POJの皆様の笑顔や温かいお言葉に改めて音楽の持つ力を感じさせて頂きました。 人の心が人の心を動かすんだということ、新しい土地や人と出逢うことで感じること、気付きを沢山頂き、総じてとても前向きな、推進力のようなエネルギーを頂きました。 与える、貰う、頼む、頼まれるというスタンスではなくて、各々が自分の意志で望んで役目を務めているという様子に、環境にとても心打たれました。 このような機会をくださった雑賀さん、POJの皆様、沢山のパワーをくださった現地の皆様、誠に有り難うございました!!

石川栄一さん

Pride of JAPAN は、石巻を支援する愛知県豊橋市「チーム西島」(株式会社西島 社長 西島篤師さん)の活動を、石巻専修大学を定年退職し特別嘱託職員として担当することになったことで初めて知りました。

はじめに「チーム西島」のことをお話します。
Webで「チーム西島」と検索してください。
活動記録として第1回(2011.04.12~14)から第56回(2016.08.27~28 プロジェクトPride of JAPAN)までの活動状況報告書(200頁くらい)を見ることができます。

チーム西島の活動報告書

印刷製本した冊子は4冊。そして、(株)西島の全社員の皆さんに「訪問記録」のみをCDで差し上げています。
前担当者からの引継ぎは全くなく、いきなり第34次チーム西島東北交流支援(2014年1月24日(金)~25日(土))の活動からです。そして、東日本大震災後から仮設住宅にお住まいになる方々への訪問もPOJを通して初めての経験でした。

POJの活動を一緒にさせていただき、自身にとって今後の大きな糧になること、生きがいとなることが、下記のようにいっぱいありました。
①仮設住宅にお住まいになる方々と知り合いになり、「楽しかった」と言われ、本心から笑った一日を過ごすことができたこと。
②沿岸地域の被災状況、復旧、復興を肌で感じられたこと。
③今後、予想される災害から自分、自分たちを守る防災に力を注ぎたいと感じてきたこと。
④これらのことが、「石巻観光ボランテイア協会」への入会、「石巻復興まちづくり情報交流館中央館」への勤務につながったこと。そして、現在、「みやぎ東日本大震災津波伝承館」解説員として活動していること。

Pride of JAPANに関わった皆さんの想い、行動、継続される熱意が自分自身の生きる方向性を見つけていただいたことに大きな感謝であります。
ファイナルイベントまでお誘いいただきありがとうございました。

【実行委員の感想】古屋さん

一日目

  • 焼きそば、焼き鳥をふた付きパックに重ねて入れるのは良かった。(これは現地の自治会役員の方の発案でした。)
  • 現地の方に御協力頂くのは参加者も増え、一体感も出てとても良いと思いました。
  • 本番中会場の後ろでかなり話し声がしたので折角の演奏がもったいなかった。もう少し出演者に意識を向ける工夫をすべきだったと反省しております。
  • スタッフの夕飯は打ち上げと兼ねたほうが時間に無駄がないと思うので、お弁当のほうが良いかとも思いますが、ごみが出るので学食でもいいです。
  • もう少し早く寝たいです。

二日目

  • 体育館での座席は現地の方を前列にして中学生はその後ろに座るほうが良いのでは。

【実行委員の感想】木村さん

今夏もPOJから、たくさんの感動を頂きました。この感動は、雑賀さんの普段の準備の賜物に間違いありませんが、熱いうちに、私の感じた感動点を箇条書き致します。笑って下さい(^_^;)

  1. 石川さんの南浜地区、大川小学校ご案内
    ⇒津波の高さ最大34m等、普通の人は、知るよしもない、臨場感に溢れたアテンド等、被災した建物の変わり果てた姿と重なり、涙が止まりませんでした。
  2. 石川さんの3秒スピーチ。
    ⇒6回目のPOJ終了とは言わず、「56回目の東北支援、無事終了致しました」と言われ、涙しました。西島チルドレンの1人?として、57回目も、絶対参加したいと、心に誓いました。
  3. 新谷さん
    ⇒若いのに、仮設住宅のおじいちゃん、おばあちゃんや、川口北中の先生方と、積極性にお話しされ、また演舞でも、皆を上手に盛り上げていて、普通の人では、なかなか出来ないと感じていました。学生時代に、+newcompanyに所属され、さすがだなあと思っていましたが、FBで友達になって、早大OG、才女、納得致しました。
  4. 雑賀さんの息子さん
    ⇒お父さん譲りのイケメンで、お父さんの善行に、息子さんも賛同され、POJに同行された事に、強い家族愛・きずなを感じました。
  5. 橋本さんの焼鳥、焼きそば、焼酎
    ⇒全て美味し過ぎて、文句ありません。焼鳥の肉のクオリティ、炭焼の香ばしさ、タレのウマさ。
    玉ねぎの入った焼きそばの甘味、出汁のウマさ、肉はすぐ焼けないからと、事前に焼いて持ってこられた段取りの良さ。焼酎のクセのなさ、飲みやすさ。忘れてしまいましたが、ひと手間加えるだけで、凄く美味しくなると言われていました。
  6. 橋本さん
    ⇒色々話をしていたら私の母校の大先輩でした。京華学園卒業(橋本さんは商業科、私は普通科)
  7. 瀧沢校長
    ⇒閉会式での、「私1人でも来ます」発言、胸にジーンと来ました。
  8. 大森第三団地の皆さん
    ⇒集会所には、凄くたくさんの方々に、足を運んで頂けた事。
    POJ初参加にも関わらず、ホワイトボードに歓迎のコメントを準備して頂いていた事。
  9. 川口北中、草むしり
    ⇒実際の作業姿は、見ておりませんが、今年もにっこりサンパークの皆さん、大変喜ばれたと思います。
  10. 雑賀さん
    ⇒素晴らしい司会進行でした。言葉が丁寧で、ゆっくりしゃべられ、聞きやすかったです。
    場数を踏まれていらっしゃり、引き出しの多さに、私も見習うべき点が、随所にありました。
    先日は大変お世話になりまして、有り難う御座いました!
    お陰様で大変貴重な経験が出来まして、沢山の良い刺激を頂く事が出来ました。

【実行委員の感想】橋本さん

雑賀さんPOJの皆さん今年も石巻に、連れていってくれて有難うございました。

毎回行くたびに、色んな事を感じますが、今年は特に仮設住宅にお住まいの方々に助けて戴き有り難いやら、申し訳ない無いやら、複雑な心境でした。去年は、青木さん、村さんPOJの皆さんにお手伝いして戴きました。

今年は、始めから現地の人々8人に手伝って戴き、呼び込みして下さる人、野菜切、袋詰め、焼きそば焼き鳥のパック詰め、会場へ運ぶ人、配る人、等々皆さんフラフラになりながら最後まで手伝って下さいました。この人たちがいなければ、とても焼きそば焼き鳥を全て作り切る事は、不可能な事でした。そして焼き鳥、焼きそばの出来方から考えると140人前ぐらいになります。スタッフ20人の分を差し引きすると120人位の方々が会場に来られた勘定になります。持ち帰る人は、全く居ませんでした。何故ならば、全て会場内で配られたからです。

前回、前々回は持ち帰る方が7割程いましたので、仮設の人々の働きお助けが、いかに大きかったが解ります。お手伝いして下さった方々に心より御礼申し上げます。

【実行委員の感想】荻野さん

今回は現地入りしていないので記載できるようなことがないのですが、

・今年の予算も皆さまのお蔭でプラスになりました。有難うございました。

・石川さんには食堂の手配や食事の請求関係、荷物の送付・返送などお世話になりっぱなしでした。有難うございました。

・現地での映像を拝見するのを楽しみにしております。

【実行委員の感想】瀧沢さん

大変、心温まるお葉書をいただきありがとうございました。POJから3週間たったという感じがいたしません。生徒から、感想を集めましたので、近く整理をしてご紹介しようと思います。

まずは、北中学校としての反省を掲載いたします。

 ○良かった点

  • 東北の復興のお手伝いを呼びかけたところ、99名の賛同者が集まったこと。
  • 多くの保護者から、素晴らしい取組だとお声をかけていただいたこと。
  • 自分も行きたいが、「子どもに託したのでよろしくお願いします。」との言葉が保護者から寄せられたこと。
  • 民生委員や主任児童委員、学校評議員などの関係者の方々から、多くの賛同と協力
    をいただいたこと。
  • PTA会長はじめ、学校役員の保護者が協力、同行してくださったこと。
  • 教職員のうち数名が同行し、復興支援に無償で(身銭をはたいて)参加してくれたこと。
  • 教職員の中に、同行せずとも合唱やダンスの練習に参加するなど、指導の面で協力してくれた者がいたこと。
  • 大川小学校にて、遺族の方のお話を聞くことができたこと。
  • 畠山先生より、防災教育の観点から、埼玉では聞くことのできない貴重なお話が聞けたこと。
  • にっこりサンパークの除草作業を生徒全員で行い、自治会長さんをはじめ、仮設住
    宅の方々に喜んでいただけたこと。
  • POJのお陰様で、中学生に貴重なる体験活動をさせることができたこと。
  • 北上中学校にて、川口の中学生と仮設のお年寄りとの交流の場を設けることができたこと。

○改善点

  • 1日目が別行動であったことが、北中にとっては余裕ができてよかったが、POJ全体としてはどうだったのか?
  • 来年度、にっこりサンパークでのイベント開催は難しいが、他でやるときにどうするのか。
  • 大森団地を含めた新しい場所の選定とともに、にっこりサンパークに対してはどう考えるのか。
  • 10年は続けたいという思いで始めた「POJ」のゴールについて、そろそろ考えるべき時が来たように思う。

【実行委員の感想】泉谷さん

皆様、お疲れさまでした。そして、今年も大変お世話になりました。

チームワーク抜群のメンバーの一員であったことをとても嬉しく思っております。

一日目

新しい集会場で、想像以上のお客様に聞いていただけたことは、本当にうれしく思っております。いつも思うことですが、空気の振動も感じる距離での演奏は、私の全てを見ていただいているような感じで身が引き締まる一方、私が発信したすべてを、温かい気持ちで、そのまま受け止めてくださる石巻の皆様に、感謝しております。このことは、いつも私の今後の原動力の源になっています。楽しんでいただけた感触を確かに感じることができました。ステージ前の集客力抜群の焼きそば、焼き鳥の振る舞いをしてくださった橋本さん、新井さんを中心とするメンバーの皆様、本当にありがとうございました。難しいかもしれませんが、振る舞い直後に本番が続くといった、タイムスケジュールの改善ができたら、もっとたくさんの方に喜んでいただけたかと思っております。

2日目

昨年に引き続き、体育館でのステージでしたが、昨年も聴きに来てくださったにっこりサンパークのおばあちゃまから、「会いに来たよ。楽しみにしてた」と声をかけていただき、胸が熱くなりました。現地のお客様が少なかったように思いますが、少ないということは、良いことでもあるんだと思う反面、今回聴きに来てくださった方=、昨年も聴きに来てくださった方。POJのイベントに対して思いの深い方ばかりだとも感じました。本当にありがとうございました。さらにこれからも、POJの思いが、たくさんの方に届きますように♪今年も大変お世話になりました。ありがとうございました。続けて訪問させていただけるからこそ感じる思いがあり、この思いを大切に精進いたします。

スモールサンインターネットラジオ番組 雅と景子の“音楽日和”第27回の配信です!

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味噌問屋の若旦那にして演歌歌手の酒井雅敏さんとピアニストの泉谷景子さんが、様々なゲストとともに人生と交わる音楽をお送りするこの番組です。
第27回目のゲストは、クラリネット奏者の水越裕二氏!
今回お送りするテーマは、
「挫折をすることも大事な時間だった! 甘い趣味をもつクラリネット奏者、水越裕二」
東京をはじめ各地でコンサート活動を行い、またコンチェルトのソリストとしてオーケストラと共演も果たしている水越さん。現在は、ゲーム音楽主体の室内オーケストラ「新日本BGMフィルハーモニー管弦楽団」のクラリネット奏者として各種コンサート、ゲーム音楽の録音に携わるほか、ポップスとクラシックを融合させた新感覚アンサンブルユニット「Fevbre(フェイブル)」のメンバーとして、精力的に活動を行っています!

小学生の頃クラリネットを始めた意外なきっかけや、乗り越えてきた挫折、そして景子さんも参加した東北復興応援プロジェクト「Pride of JAPAN」in石巻のお話など、水越さんの挑戦と音楽への想いに迫ります!後半では、水越さんのクラリネット演奏もお聴きいただけますよ!
皆さん、ぜひぜひお聴きくださいませ!!
https://youtu.be/jVvdGCH1qPY
https://www.youtube.com/watch?v=jVvdGCH1qPY

【実行委員の感想】新谷さん

2日間ありがとうございました!私達がのびのびと力を発揮できたのも、滞りなく進行したのも、参加できてよかったと思えるのも、雑賀さんが事前に沢山の準備や現地とのすり合わせ、参加者への承認や活躍の場を与えてくださったからだと思います。本当にありがとうございましたまた、変わっていく被災地の状況に合わせてこれからのPOJも変化していくのだろうなあという予感もしました。参加できてよかったです。ありがとうございました。