今井祐花さん

今回初めて参加をし、貴重な体験をさせていただきました。

改めてみなさま2日間ありがとうございました。

1日目について、印象に残っているのは大川小学校での見学です。
津波の被害がそのまま残されている様子や、その時の地域の人の気持ちなどを資料館で見て、とても心が痛くなったと共に、体験をしたことのない人がその悲惨な様子を10年後に見ても何かしら感じる怖さがあり、当時の被災にあわれた方々の思いや怖さなど、到底感じることも出来ないんだろうな、と思いました。
ですので、私はここからどのように学び、自分やその周りの人のためになることをしていくか?が大事だと思っています。

そうなってしまった背景なども考えると「緊急事態に、どう判断し行動をすればよいか考えておく」ことや「出来る限りの準備や周囲と認識合わせをしておく」ことが大切なのだと学びました。
いつまでも、忘れてはいけない。残った人達が、これからに生かさなければ、つらい思いをした人が救われない。そう心に刻みたいと思います。

2日目について、「思いを一つに、全力を尽くす」ことの大切さを身体で感じることができました。
今回私はダンスを担当させていただきましたが、それはプログラムのごく一部であり、その他にも、焼き鳥や焼きそばを暑い中必死に作っていただいた橋本さんをはじめ、素晴らしい歌と音楽、司会進行、受付、集客、バスの運転手の方々、レクリエーション準備など、
皆さんそれぞれが自分にできることを担い、そこに対して力を尽くすことによって、思いが一つになりその場が感動的な場となる、というものの一連を体験させていただいたなと感じております。
これは、今回に限らず、仕事やプライベート、どこにおいても重要な感覚なのだと、気づかされました。
自分が今後何をして、全力を尽くしていくのか、改めて考えるきっかけとさせていただいたことを、有難く思います。

また、POJを終えたバスの帰りみち、とても景色が綺麗に見えたことが印象的です。
心が綺麗になる、という言葉が少しわかったような気がしました。

今まで10年間続けてこられたこと自体、雑賀さんをはじめとした皆さま思いの強さと、その中で築いてこられた関係性があったからこそで、とても素晴らしいものに参加させていただいたと思っています。
改めて、ありがとうございました。