昨年に引き続き、2回目の参加となりました。2回とも初日のみの参加でしたので、その中で感じたことをお伝えします。
昨年はプレハブにおける活動で、調理やパフォーマンスの準備(控え室等)がほぼ同一空間での活動でした。今年は体育館でのイベントで、調理は別会場、演者の控え室も確保されているという環境。控え室は演奏準備や着替え等で非常にありがたかった(特に猛暑でしたから)反面、お客様やスタッフの方との交流する機会が少なくなってしまったと感じました。その分、演者も積極的にお客様やスタッフの方と交流する意識を持つ必要があると思いました。その意味では、パフォーマンス開始前に、お客様やスタッフが一緒に焼きそばを食べる時間があったのは良かったです。
HPで昨年参加された方の感想を拝見すると、それぞれの立場での感じたことが伝わってきました。関わる人が多くなれば様々な考えが出てくるし、思いのベクトルが様々な方向に広がっていくものと思います。POJの基本理念をもう一度、皆で確認するといいのだろうと思います。
『規範形成教育』のムーブメントを興し、日本を清く美しい流れに戻したい。
10年を目標としてきた活動が、来年は節目の年を迎えると聞いています。たった2回参加させていただいた我々でも地域の方やスタッフの方との繋がりが生まれ、訪れたことのなかった石巻に親近感を感じるようになりました。一方で被災地の状況や被災された方々の心境も様々に変化してきていると思います。これまでの活動が終了した後、我々がどのように被災地に関わっていくのか、その「道しるべ」を示していただけるような(参加者それぞれが感じられるような)10回目を迎えて欲しいと思います。