【実行委員の感想】小林さん

今回も大きなトラブルもなく無事に開催できたことが何よりです。まずは事前の調整を現地で行っていただけた石川さんに感謝!また今年も石巻に「行ける手段」をご提供くださった小椋さんと原田さんに、お礼を申し上げたいと思います。

映像担当としまして、当日撮影した映像を後日、編集しながら改めて鑑賞しているのですが、やはり毎回、魂のこもった演技に心を打たれます。篠笛と太鼓、漫才、サックスとピアノ、マキさんの歌声、黒田さんの熱唱、中学生たちの演劇、落語、吹奏楽、どれも見入ってしまってなかなか作業が捗りません・・・。また汗を流しながらの焼きそばと焼き鳥の調理、そのほか、皆さんの姿やコメント1つ1つが印象的でして、今年もカットしづらい部分が多いです。回を追うごとにそういった気持ちも強くなりまして、年々記録映像が長くなってしまうことをお詫びしておきます。

■良かった点

  1. ここのところ毎回感じますが、初参加の方々の活躍が素晴らしいです。初めてでも物怖じせずに他のメンバーや地元の方と溶け合い、POJを盛り立ててくれたと思います。
  2. 今回、現地の方々とお話できる機会が結構ありました。皆さん感謝の言葉ばかりで恐縮してしまったのと同時に使命感や達成感みたいなものをひときわ感じられた年でした。また皆さん口を揃えて「来年も!」とおっしゃっていただき非常にうれしかった反面、来年が最後ということを思い、やや複雑な心境でもありました。
  3. 前回も今回も、現地の方々のお話を聞ける場(WAになって語り合いましょう)がありまして、我々が皆さんの生のお声をお聴きできるのはもちろん、現地の方同士のコミュニケーションにもなり、「参加型」のイベントは良いと改めて感じました。
  4. 初日の最後に音響機材を全員で運搬しまして、チームワークの良さを感じました。私もやや同業に近い仕事なので、たくさんの重い機材を少ない人数で運搬する大変さは身に染みてわかっておりますので、来年も同様だとうれしいです。

■こうすればもっと良くなると思う点

  1. 今回、焼き鳥と焼きそばを調理する会場が異なりましたが、呼び込みという点ではやはり同じ会場内が理想だと感じました。調理会場でイベントそのものの開催をご存じない方もいらっしゃいました。また料理だけをお持ちになって帰ってしまった方もいらっしゃったとか。来年は告知の仕方ももう少し検討する必要を感じました。
  2. 初日の体育館が非常に暑かったです。若干風があったので何とかなった感じですが、扇風機をお借りするなりの算段は行ったほうが良いと感じました。(音がうるさくなる懸念もありますが。)撮影のために少しだけ舞台に上がりましたが尋常じゃない暑さでした。風も無いので出演の方々は大変だったと思います。
  3. 2日目のラストで屋外の吹奏楽の皆さんと屋内の司会や出演者の方々のコミュニケーションが取りづらそうでした。(屋外にいると建物内の進行がわからない)可能であれば、屋外・屋内、双方にそれぞれの音が聞こえるスピーカーがあると理想だと思います。
  4. 撮影では、2日目、日差しがきつく、屋外でファインダーが見えない状況でした。来年は何か対策を考えたいと思います。