◆今年の感想及び反省
文責:瀧沢靖雄
「鳩ヶ谷中学校:大川小での学びと、演劇・落語及び吹奏楽演奏」
今年は、鳩ヶ谷中学校として初めての参加でした。PTA会長の渡辺恵子様をはじめ、保護者の皆様、元北中学校PTA会長の佐藤様、同副会長の和泉様、元朝霞第四中学校の山岸先生、本校から演劇部顧問:岡田、飯田教諭、吹奏楽部顧問:川﨑、小出教諭、特別支援学級担当:紅谷、當山教諭、生徒会担当:山中教諭の引率のもと、鳩ヶ谷中学校の有志生徒59名が参加しました。今年は「新蛇田復興団地じちれん」主催による夏祭り及びPOJへの参加出演という2本立てスタイルをとりました。
演劇部の生徒たちは、この2日間のために新たな演目に挑戦するとともに、練習を積み重ねて参りました。彼らは学校行事である学習発表会での出演以外に発表機会がないため、こうした場での発表に意欲的な姿勢で臨めました。ポッポ亭嶋之介君の落語も、
日夜、演劇部顧問や学年教師の手ほどきを受けながらの熱演と相成りました。
一方、吹奏楽部は、定期的に演奏会やコンクール、また、地元鳩ヶ谷地域のお祭りなどでの演奏経験があるものの、被災地での演奏は初めての経験であり、日頃の演奏にも増して熱と気持ちが入っておりました。
何より生徒全員が、「参加してよかった。こういう思いが一つになる催しに、また、参加したい。」との心持ちで帰校できたことを嬉しく思うとともに、感謝いたします。
【良かった点】
- 「石巻じちれん」の方々との連携をしたことがよかった。また、蛇田の集会所は気持ちよく参加できる環境でよかった。施設や庭スペースが少し狭い感じではあるものの、一体感の中で演技・演奏できたことは何よりであった。じちれんの方々に感謝である。
- 団地との立地関係が良好と感じた。
- 地元夏祭りに参加できたことは、地域住民の方々との触れ合いができ「思いを一つに」というPOJのテーマによく合致していた。
- 石川先生に事前にお会いすることができたうえ、「石巻じちれん」の事務局の方と、事前に打ち合わせをすることができた。先生に感謝の一言である。
- 事前に下見ができたことがよかった。来年も事前に行ければよいと考える。
- 保護者や先生方及びチーム北の方々の参加は大変有難く、言葉に言い尽くせない感謝の念で一杯である。
【改善点】
- 蛇田団地の住民の方々との、より一層の触れい合いの輪を広げるような取組を模索したいと考える。
- 例えば、POJ全体で「初日:地元夏祭りへの準備段階からの参加」「2日目:集会所でのイベント」という一大プロジェクトの創造をしていく。
- 「石巻じちれん」の事務局の方が言っていた、団地の自治を検討中であるとの話題に、 POJが部分的に参加することを検討するのも面白いと思うが、如何だろうか。