POJ石巻2013報告書

1. ご挨拶とご報告

【雑賀日出夫】

この報告書をまとめ、また約7時間分の映像を何度も見直し、改めて、多くの方に支えられて、POJが成り立っていることに気づかされます。POJの理念に賛同し、時間とエネルギー、お金も掛けて、ご参加頂いた全ての皆さん、後方支援を頂いた皆さんに心から御礼申し上げます。
「人間の救済は、人間によってのみ可能である」を感じた二日間でした。

<準備編>

■会場探しについて、昨年同様【西島さん】が協力してくださいました。幾つもの小中高校の校長先生をご紹介頂きました。後日、一人ひとりの先生方とやり取りをしましたが、全部断られました。そんな中、【瀧沢さん】が【畠山先生】に働きかけてくださり、最終的には畠山先生がにっこりサンパーク会長の【佐藤さん】に、会場の使用許可をとってくださいました。西島さんは、癌と闘病しながらも、POJのことを気にかけてくださり、金銭面や抽選の景品で、多大な後方支援をしてくださいました。西島さんの東北支援のサイトをご覧ください。「少し愛して長く愛して」、継続することの重要性に気づかせてくださいます。
http://team-nishijima.jpn.org/29.html

■また瀧沢さんは、ご自分の中学校のアンプとマイクだけでなく、隣の中学校のアンプとマイクも借りてきてくださいました。仮設住宅のど真ん中で、何もなかったので、本当に助かりました。瀧沢さんは、私の最も信頼する人生の同志です。天風会+POJ+人格教養教育プロジェクトといつも一緒です。

■にっこりサンパークの自治会長である【佐藤さん】は、私が下見で伺った際に、一つひとつの施設を丁寧にご案内頂きました。また、電話でも丁寧にご対応頂き「被災された皆さん方に、良い時間を過ごさせてあげたい」と何度も言われていました。私が不用意に、近くにいらっしゃったご婦人について、「奥様ですか?」と質問しましたら、「母ちゃんは流されてしまった」とのことでした。ご自分よりも周りの方の幸せを願う佐藤会長を、POJで何とか喜ばせてあげたいと思っていました。

■宿泊施設となる石巻専修大学に話をつけてくださったのは、【宮岡先生】です。昨年まで担当頂いた石巻専修大学の先生方が全て入れ替わったので、一から説明しなければならなかったのですが、宮岡先生が常務の【市川さん】に申し入れをしてくださいました。当たり前ですが、直接縁がない私たちが、教室やシャワー室、食堂などを利用できるのは、専修大学の理事である宮岡先生のおかげです。また今年も宮岡先生から多額のご寄付も頂きました。午前中の被災地視察のガイドも、法廷のやりとりの如く完璧でした。抽選後の「きずな」の合唱指導もなかなかのものでした。昼食のお弁当の差し入れ、朝霞第四中の皆さんへの缶詰や大学に泊まった全員への笹かまぼこのプレゼント。さりげないですが、宮岡先生のお気遣いによるものです。

■石巻専修大学の学食の手配は、なかなか数量や時間が決まらず、大変だったのですが、【荻野さん】が、入金確認と併せて、一手に引き受けてくださいました。荻野さんが、「雑賀さんは色々なやりとりがあるので大変でしょう。私にできることは何でも振ってください」と言ってくださいました。抱きしめたいくらいに感動しました。また、多額のご寄付も頂き、後方支援では大変お世話になりました。

■石巻専修大学では、坂田学長と市川常務の下、【斉藤さん】が取りまとめをしてくださいました。何度もメールでやり取りをしてくださいました。食事や懇親会、お弁当をどうするか、シャワー室や教室は人数からして、本当に大丈夫か。器材を借りる必要があるかどうか。景品のやりとりをどうするか。直接お会いしましたが、とても誠実な方でした。市川さんは、POJの初日に来てくださり、先回りして、石巻専修大学で迎えてくださいました。何度も携帯に電話を頂いたのですが、私がなかなか出られなかったのですが、それでもニコニコして対応してくださいました。

■保険に関しては、専修大学育友会会長の【瀬在さん】が、今年も引き受けてくださいました。多分いくらも収益にならないことを一生懸命してくださいました。是非、保険のご用命は瀬在さんにお願いします。

■チャーターバスは、【細川さん】のご紹介で、ヤングリゾートさんに昨年からお願いしています。お陰様で、とてもリーズナブルな金額です。担当の【福本さん】は、臨機応変に対応頂き、ありがたいです。バス旅行は、ヤングリゾートにお願いします。

■事前打合せには、上記のメンバーに加えて、【マキさん】【金井さん】【諸星さん】【小山さん】【森村さん】【古屋さん】などが参加してくださいました。特に、金井さんは、打合せ内容を会場スケジュールとしてまとめてくださり、どの団体が、いつ、どこを利用するのかが整理でき、とても助かりました。また、チラシ作成に困っていたところ、プラニュー関係者の【知久さん】をご紹介頂き、知久さんが殆どボランティアで、立派なチラシを作成してくださいました。金井さんを紹介してくださったのは、演出や俳優で活躍している【横田さん】です。いつかまた一緒にやれたらと思っています。

■Tシャツなどの荷物の準備は、宮岡先生の秘書である【簗田さん】が、進んでしてくださいました。簗田さんは、いつもお願いする前に、何を準備しておけば良いか確認してくださるので、とても助かります。仕事ができる美人秘書は違います!

■荷物の運搬は、名門専修大学三年生の【長島くん】と、宮岡先生・私で行いました。長島君は、宮岡先生の事務所にインターンで来ていたのが運のつきというか、恵まれていたというか。バスで連れて行かれて、最初は何が何だか分からなかったようですが、途中から自主的な行動で大活躍。準備や撮影を【三木さん】と一緒にしてくださいました。三木さんも慣れないビデオ機器を使いこなし、映像に収めてくださり、本当に助かりました。【立川談修さん】の収録では、緊張する場面などがありましたが、今年の映像が残せたのも、三木さんと長島君のおかげです。

■後援については、今年も木の屋石巻水産社長の【木村さん】、石巻日日新聞の報道部長【平井さん】、三陸河北新報社の【奥山さん】が協力してくださいました。特に三陸河北新報社の【及川さん】は「石巻かほく」にPOJの記事を載せてくださいました。

■石巻専修大学教授である【三森さん】が、【青山ひかるさん】、談修さんの送迎を気持ちよく引き受けてくださいました。ひかるさんと談修さんの交通手段がなく困っておりましたので、とても助かりました。これも宮岡先生の働きかけによるものです。

■【青木さん】のご紹介で、TOGETHER MUSIC社長の【草野さん】が、青山ひかるさんを全額ボランティアで連れてきてくださいました。お婆ちゃんのハートを射止めたようで、翌日も「ひかる君のCDを買いたい」「氷川きよしから乗りかえる!?」などの声が殺到。10月2日に、新曲発売に合わせて、再度にっこりサンパークでミニライブをされました。アンプやマイクなども、POJ終了後まで貸してくださいました。本当にありがとうございました。

■昨年ご参加頂いた厚労省の【家田さん】さんが、ご家族で差し入れを持って来てくださいました。
POJには参加できないが、応援に来てくださったお気持ちが、とても嬉しかったです。

■青木さんと【菊原さん】が、猛暑の中、受付をしてくださいました。青木さんは、来場されたお婆ちゃん方に進んで働きかけ、Tシャツをたくさん売ってくださいました。裏方の地道な仕事を進んでされる青木さんはとても輝いていて、美しく見えました。猛暑のせいかもしれません!?青木さんの「皆さんの前で、何かパフォーマンスをしてみたい」は、何らかの形で是非実現させたいと思いました。菊原さんは、流石に名門専修大学で学ばれているだけあって、とてもしっかりとした女子大生でした。準備に受付に司会とテキパキこなし大活躍。IBMでも活躍されることでしょう。お二人が作成した「マキ/ひかるうちわ」は、お婆ちゃん方に大好評でした。

■諸星さんは、事前打合せからリードして頂き、三年連続当日の司会進行をしてくださいました。
安定感があるので、何の心配もなく、毎回彼にお願いすることにしています。現在は、TOKYO自民党政経塾で政治家の卵の指導員として活躍されているそうです。私は講演などでは、必ず一番前で聴講するようにしているのですが、TOKYO自民党政経塾三期生の時に、最前列で、私の隣でいつも一緒に講義を聴いていたのが諸星さんです。

■小山さんは、いつもながら率先して、荷物の運搬や準備、そして、二日目の司会進行を菊原さんとしてくださいました。三千本プロジェクト~SSC、駅伝にPOJ。いつもご一緒してくださり、私の人生の同志です。小山さんの会社はもちろん、業界も彼がいるので、大丈夫でしょう。彼に何かあった時には、進んで駆けつけたいと思います。

<当日編 8月24日(土)>

■トップは、落語家の【立川談修】さんです。「真打ち披露パーティー」に、宮岡先生や瀬在さんと参加させて頂きましたが、立川一門が集結し、それはそれは豪華なパーティーでした。談修さんは、真打ちになられても以前と変わらず、準備をしっかり行い、玄人好みの習熟した口演で、お爺ちゃん・お婆ちゃんを楽しませて頂きました。今年のPOJの良い流れをつくってくださったと思います。
(談修さんの今後のスケジュール)
http://tatekawa-dansyu.com/diary/1992.html

■二番手は、【小川マキさん】でした。ここから屋外ステージに移り、正直どれくらい人が集まるか不安でしたが、ライブが始めると、マキさんの歌声につられて、一人また一人とお客さまが増えてきました。猛暑でしたが、マキさんの素敵な衣装と澄み透った歌声、軽妙なトークが会場のお爺ちゃん・お婆ちゃんに清涼感を届けてくださいました。寺さんと山さん、後藤さんのバンドの演奏も素晴らしく、私も一曲歌いたい気分でした。「昨年ライブに参加して良かったので、今年も楽しみにしていた」という声がありました。(マキさんのブログにPOJの記事が載っています)
http://blog.livedoor.jp/ogawamaki/archives/52143800.html
POJの出発点は、私が田口先生に「被災地の皆さんを精神面で応援するプロジェクトをやりたいです」と申し上げたところ、「よしやろう!歌をつくろう」と言われたのが始まりです。直ぐに【岸田玲子さん】のことが頭に浮かび、岸田さんの紹介でマキさんにお会いし、「被災された皆さんを応援する曲を作ってください」とお願いし、作って頂いたのが「きずな」です。一番回数多く聴いているのは私だと思いますが、何度聴いてもこれ以上ない名曲だと思います。「向日葵」も生きる覚悟が感じられる名曲ですね!(以前、東京新聞に掲載された記事です)
http://yukata-diary.seesaa.net/archives/20110722-1.html
マキさんは今年歌手生活10周年の節目で、11月16日(土)記念ライブを予定されています。POJ後援イベントにしたいと思います。皆さん、一緒に駆けつけましょう!

■三番手は、【瀧沢校長先生】率いる朝霞第四中の皆さんの演舞です。中学生35名、先生方5名の40名で、バスをチャーターして参加してくださいました。「POJとは何か」「何のために被災地に行くのか?」など保護者や先生方への説明が何度も必要だったと思います。瀧沢さんでなければ、40名に影響を与えるのは無理でしょう。オリジナルウエアに身を包み、オリジナル曲に合わて、オリジナルな振り付けによる40名の会場全体を使ったパフォーマンスは圧巻。中学生の皆さんの持つパワーを感じました。(石巻かほくの記事の写真は朝霞第四中の皆さんでした)
http://team-nishijima.jpn.org/29.html

■初日のトリは、【青山ひかるさん】さんでした。猛暑の中、黒のスーツをビシッと決めて登場!イケメンで女心を歌うお姉系の歌手です。ご自分の持ち歌に加えて、美空ひばりさんなどの名曲を抜群の歌唱力で歌いあげてくださいました。特にお婆ちゃんのハートを射止め、会場の一人ひとりと握手したことで、すっかりお婆ちゃん達がファンクラブ化し、「ひかる君命」に変わっていました。
10月2日(水)に新曲「人生チャチャチャ」がリリース。とても良い曲で、私はジムで走りながら聴いています。近い将来、紅白歌合戦にマキさんとひかるさんが出場し、私が招待される日を夢見ています。(人生チャチャチャとひかるさんの紹介です)
http://www.youtube.com/watch?v=NO1iZajywdQ
http://www.crownrecord.co.jp/artist/aoyamahikaru/whats.html

■初日の特記事項としては、【木村隆夫さん】が愛知県豊田市から、飛行機とレンタカーで駆けつけてくださいました。なかなか遠方から参加してくださる方はいらっしゃいません。「屋外ステージは屋根がないので、暑いだろう」ということになり、急遽、佐藤会長にお願いし、木村さんや小山さん、瀧沢さんなどが一致団結して、会場に二つのテントをはり、まるでドームのようになりました。このテントがなければ、参加者は炎天下でしたので、ここまで集まらなかったと思います。

■また、石巻専修大学での懇親会は、食堂・教室共にとても面白かったです。【金井さん】率いるプラスニューカンパニーで参加された【和田くん】【平山くん】【松本さん】【岩楯くん】とのやりとりは、真剣勝負で楽しいひと時でした。私は「学びたい人、自分のやりたいことを手に入れたい人は、道が開かれるべきだ」と思っていますので、今後もできる限り応援をさせて頂きたいと思います。

<当日編 8月25日(日)>

■二日目のトップは、「鳴子けやき四中」の演舞です。一日目の反響があり、二日目は最初からたくさんの方が、足を運んでくださいました。瀧沢さんと話し合い、二度踊って頂くことにしたのは、とても良かったと思います。

■二番手は、文京学院大学・短期大学吹奏楽部です。文京学院大学さんをご紹介してくださったのは、文京区議の【えびさわけいこ】さんです。えびさわさんは、美人区議として有名ですが、性格は男性そのものです。
http://ebisawakeiko.com/
理事の【小野先生】と【森村さん】率いる文京学院大学さんは3年連続三回目のご参加。小野先生の人情味溢れるお人柄と、小野先生の信頼が篤い森村さんの引率で今年もバスをチャーターして頂き、会場には6時過ぎに到着。小野先生のお話によると、学生の皆さんが「POJ石巻に今年も参加したい」と言ってくれたそうです。昨年にも増して、迫力のある演奏と満席になったお客さまが一体化。最後の曲で、会場にいた全ての人たちの「思いが一つ」になったような気がします。
(下記のサイトは昨年のPOJの様子です)
http://www.u-bunkyo.ac.jp/news/page/2012/11/post-86.html

■三番バッターは、中津川栄作さんの「狭いスペースでの運動」。中津川さんは、東都最多優勝回数を誇る名門専修大学野球部が最後に優勝した時の主将。東都リーグのベストナイン、日本代表メンバーにも選ばれた野球の天才です。元阪神の金本選手は、広陵高校の後輩だそうです。秋田の野球指導から、駆けつけてくださいました。野球少年が大人になったようなやんちゃな人物で、私の夢「専大野球部が再び黄金時代を築くこと」を彼に託しています。お爺ちゃん・お婆ちゃんは気持ちよさそうに体を動かしていました。
(専大優勝時のメンバー、3年生の投手三名はドラフト1位でプロ入り)
http://blog.livedoor.jp/donzun-baseball/archives/6384043.html

■ここで、昨日に続き、抽選を行いました。抽選会は、宮岡先生と青木さん、小山さん、長島君が担当。景品は【西島さん】のご協力によるものです。西島さん、本当にありがとうございました。うどんの本数を間違えて抽選した際、長島君が「数を間違えました。すみませんでした」と自主的にお詫びをする「ちょっとイイ話」もあったそうです。将来が楽しみですね。ゼリーは、来場者約90名にひと箱ずつプレゼントしました。重くて持ち帰れない参加者の方には、実行委員全員で仮設住宅まで「宅配」を行いました。

■最終日のトリは、プラスニューカンパニーの皆さんのワークショップの発表会。私は、石巻入りする前に中野で行われた皆さんの発表会を拝見したのですが、以前にも増してパフォーマンスの完成度が上がっており、とてもとても楽しみにしておりました。
第一部は、プラニューの皆さんのパフォーマンス。
歌とダンスのバランス、洋モノと和モノのバランス、スピードの強弱が素晴らしく、時間の経つのを忘れるくらい深い感銘を受けました。ピエロのダンスパフォーマンスの金井さんの前掛け姿や書道パフォーマンスははまり役でしたね。正直、来場者の大半は年配の方々で、どのような反応になかと思っていましたが、磨きに磨かれた完成度が高いものは年齢など関係ないようで、「ハァー、凄い」「ヒィー、見たことない」「へェー、あんなふうに踊れたら気持ちいいだろうね」などの歓声があがっていました。「全身全霊で最善を尽くしたパフォーマンスは、魂を揺さぶる感動を与える」ということを実感しました。

第二部は、にっこりサンパークで生活をしている子供たちとプラニューに皆さんで創り上げるミュージカル。初日に会った時の子供たちは、私達を叩いて逃げる、部屋に閉じ込めようとする、自分の話を聴いてもらおうとするなど、津波で大切なものを失い、愛情に飢えている言動が随所に感じられました。プラニューの皆さんはもちろん、演者や実行委員の皆さんが一人ひとり向き合った最後の発表は、素直で真っ直ぐなお子さんの態度が垣間見られ、お爺ちゃん・お婆ちゃんの拍手はなかなか鳴りやみませんでした。お爺ちゃん・お婆ちゃん達もこの地域の未来は、子供たちにあることが良く分かっているようです。金井さんはじめ、プラニューの皆さん、たくさんの本物のパフォーマンスをありがとうございました。「感動しました!」
(金井さんのブログです)
http://ameblo.jp/maiko-sasayaki/entry-11599227363.html
http://ameblo.jp/maiko-sasayaki/entry-11600857412.html
(和田くんのブログです)
http://ameblo.jp/ryo-ichi175/entry-11600972451.html
(山本真実さんのブログです)
http://ameblo.jp/bigsmile1021/entry-11600610333.html
http://ameblo.jp/bigsmile1021/entry-11600621476.html

■忘れてはいけないのが、猛暑の中、テントがないにもかかわらず、必死で音響を担当してくださった【グリくん】と【岩楯くん】です。器材は壊れてしまったとのこと。責任者として、配慮が行き届かず、本当に申し訳ありませんでした。お二人の真摯なサポートがあって成り立ったPOJだったと思います。二人にはMVPを贈りたいです。商品は、POJのマドンナ青木みどりさんのハグにしたいと思います。

■ 映像の編集は今年も昨年同様、スタンズ社の【小林さん】が、特別価格でして頂きました。私の無理なお願いにも関わらず、気持ちよく対応頂きました。素晴らしく感動的な映像に仕上がったのは、小林さんのおかげです。ご寄付まで頂きました。公私共に大変お世話になっており、足を向けて眠ることができないと思っています。

2. 実行委員の皆さんから寄せられた感想

【POJ顧問 宮岡孝之先生】

24日、25日と北上ニッコリ・サンパークで第3回のPOJの復興支援プロジェクトを開催しました。

子ども達の人懐っこさは、愛情に飢えていることの現れではないかとか、仮設住宅の住環境としての劣悪さを体感しました。3年目にして、現実に直面したと感じています。昨年より、参加者が増え、日曜日は子ども達を入れると100人程度だったでしょうか。今年も沢山の提供品有り難うございました。西島さんのご尽力に感謝しながら、充実した日々でした。開催場所について、にっこりサンパークの夏祭りプレ企画として定着させるのもよいと思います。瀧沢さんと話したところ、畠山前校長の話しでは、10年くらいは移転が難しいのではということのようです。
今回も多くの方の色々な才能を見ました。その中でも、菊原さんと長島さんは出色でした。特に、うどんの本数を間違えて抽選。この作業は青木さん、小山さん、長島さん、私でしたのですが、長島さんから「数間違えました。すみませんでした。」と。本来であれば、私が責任をとるべきところだと思いますが、なかなか言える言葉ではないと思います。今後の2人の成長に期待しています。


【POJ顧問 西島篤師さん】

宮岡さん、雑賀さん、お知らせをありがとうございます。雑賀さんらしい、雑賀さんしか書けない思いとストーリーの「当日編」、臨場感があり、あたかも参加させていただいたような気持ちです。

無事に、しかも昨年以上に盛会だったとのこと、宮岡さん含め、関係スタッフのみなさんの強い思いが現地に響きわたったものとおもわれます。おめでとうございます。わたしも元気をいただき、早く元気に復帰できるようにがんばります。お会いできることを楽しみにしています。


【POJ会計 荻野孝さん】

いつも礼を欠かさない姿勢にただただ頭が下がります。今回家族を優先させ現地に行かなかった私のこともお気遣いいただき、誠にありがとうございます。来年以降も裏方でがんばりますので、私に出来ることは何でも振って下さい。それでは10月の懇親会で皆さんとお会いできることを楽しみにしております。


【POJ  瀧沢靖雄さん】

POJ大変お疲れ様でした。衷心より感謝します。今回、初めて自校の生徒を石巻に参加させることができ、本当に有難く思います。帰りのバス車中で、子どもたち一人一人に感想を言わせたところ、口々に 「一生の思い出ができた。」「被災した石巻の人たちに何ができるか不安だったけど、行ってよかった。」 「石巻の人たちに元気をもらえました。」「皆さんが笑顔でみてくださったことに感動しました。」と異口同音に参加してよかったことや、感動をしたこと、またはPOJスタッフや現地の皆さんへの感謝の気持ちを述べていました。 中には、「石巻に行って、私の将来の職業が決まりました。」という女子生徒がいました。「建築業に携わり、石巻の住宅を建てたい・・・・。」とか。私個人としては、スタッフとしての仕事を最後までやりきらずに途中で失礼したことは、申し訳ありませんでしたが、保護者、教育委員会の理解を得るために引率させていただきました。ご容赦ください。中学生を現地へ連れて行ったことは有意義だったと自負していますが、全体を通して何かお気付きの点などありましたらお伝えください。反省し、次回に活かしたいと考えます。今後も、POJの活動並びに日本の伝統教育の再興に微力ながら邁進いたします。


【POJ  諸星秀俊さん】

POJの感謝のメールありがとうございます。つたない司会ではありましたが、ご好評いただいたようで良かったです。気の早い話ですが(笑)、来年もご協力できればと思っています。


【POJ  小山和幸さん】

良かった点

●東京ー石巻のバスでの移動: 一体感が生まれて良かった。
●2年連続同じ地域での開催: 地域に根付きつつある感じがした。 佐藤富士夫さんとの関係が非常に良かった。(事前打ち合わせお疲れ様です)
●ちょうどいい長さのプログラムであった事: もう少しみていたい、くらいの長さであった事。
●演者のパフォーマンス: 心が通っていた。非常に良かった。


【POJ  青木みどりさん】

ご丁寧な皆様へのメール、本当に頭が下がります。草野さんも、青山ひかるさんも、大変喜んでいました。10月2日(水)の新曲発売に合わせて、にっこりサンパークでのミニライブをすることになり、とても感謝されていました。本当に有り難うございます。微力ではありますが、来年以降も裏方で、お手伝いさせて頂きたいと思います。宜しくお願い致します。


【POJ  瀬在義夫さん】

いつもお世話になっております。瀬在です。 POJ準備編、本当に詳細良くお書き頂き、読ませて頂いている私にも、手に取る様に感じ取る事が出来ました。本当に感謝申し上げます。育友会会長として見習う事ばかりです。一歩でも雑賀様の様に出来る自分を創り上げる事が、今後の人生並びに育友会にとって役に立つ目標と考えております。

今年は、参加する事が出来ませんでしたが、今後のPOJはすべて参加させて頂きます。季節の変わり目になりますので、どうぞお身体を大切にしてください。引き続きよろしくお願い申し上げ上げます。いつもいつも本当にありがとうございます。


【POJ  木村隆夫さん】

この度は、POJのご対応、ありがとうございました。私は、何も事前準備せず、当日、体だけ参加させて頂き、お礼方々、お詫び申し上げます。今回は、POJの様子が掴めましたので、来年は、もう少し良いお手伝いが出来ればと思っております。そこで、POJの良かった点や、私が思った事をまとめてみたいと思います。

①石巻の皆様、大変喜んでいらっしゃいましたので、POJは大成功だと思います。石巻の皆様としましては、「本当(本音)は、どういう支援をして頂きたいか?」が分かり、実行出来ると、更に良くなると思います。

②POJは、普通に考えますと、やりたくてもなかなか出来ない、素晴らしい試みで、人格者の方々の集まりだと思っております。新聞社等を通して、24時間テレビに、POJの模様を、少しでも流して頂き、東日本大震災を風化させない運びになればと思います。


【POJ  金井麻衣子さん】

メール1つ1つから誠意が伝わってきて改めて尊敬致しました。今年はたくさんの人数で参加。

参加したキャストスタッフメンバー全員が、「現地に行けて本当によかった」と口を揃えて言っております。みんな、本当に貴重な体験が出来たようです。本当にありがとうございました!また、瀧沢さん、当日は朝霞第四中の生徒さんのパワーが、ソーラン節のクオリティを引き上げてくれました!また、「挨拶」や「報告」など徹底されており、瀧沢さんのご指導の様子が、伝わってきました。みんなに本当にありがとう!!」とお伝えください。

改めまして、今年もPrideOfJapanありがとうございました! 毎年ながら、今年もとても大切な時間となりました。 + new Companyを代表して、わたしから反省文を送らせて頂きます。

◆良かった点

◇3年目にして、一番、に趣旨沿ったイベントになれたと思う
(理由)
・お客様のほとんどが現地の方だった
・行った私たちも仮説住宅の現状が見ることができた
・自治会長の佐藤さんからの生のお話は、きっと全員の心に残るものになったと思いました
・現地の方にとても楽しんで頂けた内容になれたということが、終わった後のお客様の反応を見て伝わってきた
・+ new Companyのキャスト、スタッフメンバー、一同全員が声を、揃えて本当に行って良かったといっていました。 ありがとうございました!!

◆反省点、改善出来る点

◇去年の反省点がきちんと改善出来ていたか、去年の反省文の振り返りが必要だと思います。

◇片付けについて
片付けについての段取りの打ち合わせ不足でした。 ごみ袋や掃除機はどこにあるのか、誰が手配するのか、 どの部屋の片付けを誰がするのか、 最終的に私もバスで帰ってしまったのですが、 全部+ new Companyの残ったメンバーに、あとはよろしく!という感じになってしまったのは大反省だし、後ろ髪引かれる思いでした。来年はきちんと分担が出来、またきちんと<明確な>指示だしをして帰りたいです。

◇野外ステージについて
今回初の野外ステージだったわけですが、仮設住宅にあるあのステージは、まさにPrideOfJapanのためにあるといっていいような、ピッタリの場所だったと思います! 今後もあの場所で固定でやれたらいいですね。 雨天時は不可能ですが、もしまた野外でやるのであれば、という意味で以下記入をします。
・テントをもう少し多く頂き、日陰スペースを取れたら良いと思いました。 お客様で熱中症にならなくて良かった! また、みなさんにお茶を配る、などの配慮をしても良いかもしれないですね。
・また、来年もあそこであれば、是非音響スペースにもテントをお願いします。 炎天下で、音響の機械が壊れてしまったと、ぐりくんがいっていまして、私も配慮が足りなかった反省しています。

◇全体の集まりについて
毎年、ワークショップがあり、みなさんの披露を背景出来ず、申し訳ございません。 今回、特に青山さん、また小川マキさんには全くご挨拶も出来ず、本当に申し訳ない気持ちでいっぱいでした。
なので、1日目が終わったあとの全体ミーティングなど、あらかじめ時間が決めて(もし今回も決まっていたのであれば、すみません。ですがその情報が分からなかったので) 1日目に帰られる方もいらっしゃるので、1日目お疲れ様でした、の会が出来たら(私たちも、WS中で、全員は無理でも何人かだけでも)良いなと思いました。 いつの間にか終わり、いつの間にかお帰りになっていて、少し寂しかったです。

◇ 事前打ち合わせについて 今年事前打ち合わせに参加させて頂きました。 思ったのは、あらかじめ第一回の時点で、タイスケの表が配布されていたら、もっと打ち合わせが濃い話し合いの場に出来たのではないでしょうか*^^* あらかじめ参加団体の希望時間、希望場所、内容、人数などを確認しておき、 タイスケを考える

第一回事前打ち合わせの時に、そのタイスケでいけるか、確認、また、問題点を洗い出す。
とやれたら、とてもスムーズだと思います。 また、会議を 、「本当ににPrideOfJapanの理念に沿ったものなのか」 「より、楽しいイベントにするためにはどうしたら良いか」 「新たな、隠されたアイディアはないか」 など、より濃いに会議なれるのではないかと思います*^^* みなさん大変お忙しい中お集まり頂いているので、 事前打ち合わせの事前にやれることは済ませておき、打ち合わせでは中身についての話し合いなどが出来たらとても良いなと思います。

3. 今後に向けて

私の個人商店では限界があるので、今後のことは皆さんの意見やお考えをお聴きしてから、決めたいと思います。そこで、解散パーティーでは、「私はここを頑張った」「感動したことなど参加しての感想」「来年はどうする?」について、皆さんからお聴きしたいです。

<良かった点>

  • 効率よく、素晴らしいチラシが完成したこと
  • バスツアーと懇親会による一体感醸成 (昨年同様)
  • 何もない会場だったが、各団体にご協力を頂き、マイクやアンプなど音響機器を用意できた
  • 事前に、甚大な被害があった、魚町や大川小学校を視察できたこと (昨年同様)
  • にっこりサンパーク内ででき、二日間で100名を超えるお客さまに来場頂いた
  • 宮岡先生のご尽力で宿泊やシャワー、食事、懇親会の環境や用意を頂いたこと(昨年同様)
  • プログラムをコンパクトにし、どのパフォーマンスも素晴らしい出来であった
  • 西島篤師さんのご協力による抽選会、飲物などの差し入れ (昨年同様)
  • 映像を残すことができたこと (昨年同様)

<こうすればもっと良くなる点>

  • 事前の打合内容を殆ど確認せず、直前に急なお願いをする人がいるが、改めて欲しい
  • 落語に関しては、毎年スムーズに行かないので、事前のご了解を含めて依頼する
  • 1日目終了後は、舞台ではプラスニューカンパニーが練習を行い、速やかに移動することで、石巻専修大学に夕食時間の迷惑を掛けないことになっていたが、急な持ち込み企画があった。舞台で時間を使う場合は、事前に相談をして欲しい。
  • 屋外で日差しが強く、テントの数が更に必要だった
  • 被災地の交流支援に来ているのか飲みに来ているのか分からない人がいるが、消灯時間や片づけ・清掃を徹底したい
  • 終了時間が延び、夏祭りの開始にご迷惑を掛けてしまった。
  • フェイスブックを更新し、最新の情報を提供できるようにする →×今年もできなかった
  • 新しい演者は数回お会いしてから、最終的に決定する
  • 参加や宿泊、食事申込期限を守れない方には遠慮頂く
  • 送迎のバスはなしとする
  • プログラムの順番を精査する。またプログラムとプログラムの間をきれいにする
  • 最初に、炊き出し(石巻焼きそば等)で集客する
  • 舞台や音響に関し、確認すべき点がある方・団体は、事前に申し出を行い、土曜日に発表する者は午前中、日曜日に発表する者は前日に準備を行う
  • 参加者の年齢や地元に合った曲やパフォーマンスを盛り込む
  • 懇親会や記念写真は、なるべく全員が参加できるようにする
  • 舞台と音響の専門家を用意する
  • 土曜日・日曜日とも、約2時間20分までとする