活動履歴 – 2015年

【実行委員の感想】橋本さん

雑賀様、今回も参加させて戴いて本当に有難う御座いました。まだまだ修行が足りない事を自分が嫌になるほど、帰ってから感じました。それは、帰りのバスの事です。皆さんが一言ずつ感想を述べる時、私が最初に云うべき事は、皆様に対し感謝の言葉ガ無かった事に帰ってから気が付きました。スタッフの皆様本当に有難う御座いました。焼き鳥も、焼きそばも、皆さまのお手伝いが無ければ、用意した材料を全て作る事は出来ませんでした。それを云えなかった事を反省しています。青木さん、村さんは、最後までフラフラに成るまで、頑張って戴き本当に有難う御座いました。そして雑賀さん、今年も感動を戴けた事を感謝致します。

雑賀様、先日は温かい慰めの言葉をネットで拝見させて戴きました。これで又新たに来年も参加させて戴きたいと心から願いました。去年より今年、今年よりさらにバージョンアップして来年は、皆さまのお役に立ちたいと考えております。

【実行委員の感想】小山さん

<全体的な感想>

  • 事前のお手伝いが出来ず、当日のみの参加となってしまった事、申し訳ございませんでした。
  • マイクロバスでの移動は楽しかった。狭さを皆で分ち合う事が出来、チームワークが向上した。
  • 到着後もスタッフ同士の心が通っていたので、チームワーク良く活動ができた。
  • 北中の生徒さんは、お助け隊、合唱と心のこもった活動をして下さったと思います。
  • にっこりサンパークの皆様にお会いすることで、毎回たくさんの気づきがある。

<狭いスペースでの運動について>

誰にでも出来る事、楽しい事、役に立つ事、を基本にメニューを考えました。

  • 1日目:集会室で行ったため、畳に座ったまま出来る体操をしました。右手左手でそれぞれ違う動きをする体操。首周り、肩甲骨周りをほぐす体操(左右で違う動きをする体操は、たくさんの笑顔の中で行えたと思います。)
  • 2日目:体育館で椅子を使った体操を致しました。日常生活の、立つ、歩く、座る、に役立つよう、下半身を使う体操をしました。体操中に転んで怪我をしないように、椅子につかまって行いました。負荷が大きくなりすぎないよう、又誰でもできるように回数を考慮しました。
  • 伊藤さんと一緒にやらせていただきましたが、体操のモデルになっていただき、わかりやすい説明をする事が出来ました。

【実行委員の感想】諸星さん

雑賀さん、下準備から現場統括まで、本当にお疲れ様でした!ありがとうございました。実行委員・関係者の皆様(石巻に行かれた方も後方支援に回った方も)、ありがとうございました。マキさん、泉谷さん、ひかるさんはじめ全出演者の皆様、すばらしいステージをありがとうございました。
皆が石巻のために、一つになれたすばらしい2日間だったと感じています。私は、司会以外はあまりお手伝いできませんでしたが、実行委員の一角として参加できたことを誇りに思っています。これからもぶれずに(笑)自分なりに社会に貢献できるようがんばっていきます。

(1)全体として

<良かった点>

  • 実行委員が慣れてきて、皆、手際が良くなってきたこと。息も合っている。
  • やる気のあるコアな実行委員の方々が残ったこと。
  • 事前準備されていた方々ががんばって下さったこと。
  • 中学生の皆様・御父兄を引率された瀧沢校長先生のリーダーシップ。
  • バスを手配して下さった村さんのご活躍。
  • 「にっこりサンパーク」の方々に、POJが完全に定着したこと。
  • 1日目集会場、2日目体育館という場所設定が良かった。
  • 焼き鳥・焼きそばが美味しかったこと。橋本さん、ありがとうございました!

<改善点>

  • 2日目の準備時間が短すぎた(ほとんどなかった)。
  • 2日目の開始時間が間違って伝わったこと(司会である私の責任もあると思います)。
  • 1日目、2日目ともにお客様の呼び込みをうまくやれたら良かったと思います。

(2)司会および個人的な反省点など

今年も、総合司会を仰せつかり、ありがとうございました。5年間やらせていただいていますが、2日間をまるまる1人で回すのは(実は)初めてのことでした。いつも、「実行委員や演者の方々の思いを、できるだけ解りやすくお客様にお伝えすること」、「前年よりクオリティを上げること」を意識してやっているつもりです。今回は、出演者の方々と円滑にコミュニケーションが取れ、紹介原稿もスムーズに作ることができた点が良かったと思います。いかがでしたでしょうか?

反省点は、2日目の開始時間が間違って伝わってしまったことであり、もう少しはっきりと開始時間をアナウンスすべきだったと感じています。私は「プロ司会者」ではありませんが、最近、様々な会合で司会をやらせていただく機会も多いので、せっかくなので技術面も向上できるよう、引き続き努力していきたいと思っています。

【実行委員の感想】古屋さん

<良かったところ>

  • スタッフがコンパクトだったので気心知れてとても動き易かったです。
  • 焼き鳥は手で持てるので食べやすく子供たちにも喜ばれた。
  • 天候が丁度良かった。
  • 抽選会でハズレても野菜を出したのは良かった。
  • いつもの顔ぶれにいつもの歌や音楽は安心感につながる。
  • 学生の合唱は深く心に響いた。
  • 開催時間は丁度良い
  • マッサージも良かった

<改善点>

  • 受付してから焼き鳥を貰える流れにすれば抽選会目当てにでも沢山きて貰える。
  • 抽選会の景品に子供の喜ぶもの、ハートの風船や、お菓子などもあると良い。
  • お助け隊は子供と遊ぶというのも入れると良い
  • 夕飯は飲まない人もいるので夕食はきちんと出したほうが良い。
  • 二日目体育館に地元の子供がきたが何も参加出来ず帰っていったので、来た子には椅子とりゲームやハンカチ落としなどスタッフや学生の何人かと出来ると良い。またはじゃんけんゲームで負けても参加賞など、楽しんで貰いたい。きっと保護者のかたも喜ぶと思う。

【実行委員の感想】小林さん

<良かったこと>

  • 2年目ということもあり、ある程度「勝手」が分かったので戸惑いが少なかった。
  • 地元の方数名と会話ができ、「交流」が実感できた。
  • 長嶋君に撮影を手伝ってもらえて助かった(2カメのため、アシスタントは必要)。
  • 何とか無事に全工程が撮影できたこと。

<要改善>

  • 体育館は、前日に会場の下見をしておらず撮影ポイントに戸惑った。
  • 電源ケーブルを用意していくべきだった。(草野さん、お貸し頂きありがとうございました。)。
  • 個人的には、やはり機材がプロ用ではないため納得のできる映像は正直、あまり撮れてない。何とかしたいが・・・。
  • 撮影とは関係ないが、体育館の設置では草野さんが忙しそうだった。アシスタントが必要では?

<来年に向けて>

  • 集会室は、司会だけでなくお話しする人もマイクがあったほうが良い。(声の大きな人でも、カメラで撮ると小さい)
  • 音声をクリアに取るにはラインをもらえる(&受けられる)とベスト。
  • サブカメラの三脚をもう少ししっかりしたものにしたい。
  • 今のまとめ方で良いのか?(編集の仕方を再検討?)

<全体としての感想>

  • 昨年撮影した子供たちの成長に驚いた。3歳の子(震災後生まれ)の子もいて感慨深い。
  • 集会室は狭くて環境も今一つだが、親近感を感じる。一方、体育館は、環境は良いが、やや観客との距離が離れぎみの感じがした。内容によっては、舞台下でやるのもありかもしれない?
  • 5回目ということもあるのか、地元の方と実行委員のみなさんとのやりとりにとてもほのぼのとした親近感を感じた。この「知り合い的な関係」になれることが、本当の交流であり、求められていることなのだろうと感じた。
  • 今回、地元の子供たちの参加イベントが少なく、要検討かと。(その分、川口北中学生の参加により盛り上がれた。やはり子供の参加は大切。)
  • せっかくなので、もう少し多くの地元の方に来場いただきたい。

 

【実行委員の感想】瀧沢さん

昨年度の予告どおり勤務先が変わりましたが、このたびのプライド オブ ジャパンにも中学生を伴って参加できましたことを誠に喜ばしく思っております。今年は、生徒66名、保護者15名、教職員6名の参加でしたが、子どもたちにとっても、保護者・教職員にとってもこの上なく貴重な体験となりました。このような機会を与えてくださった雑賀日出夫さんをはじめ、POJにご賛同をいただいたすべての皆様に心より感謝申し上げます。

<良かった点>

  • 中学生にとって正に豊かな体験活動となった。
  • お助け隊の活動が双方にとって、とても有意義な活動であった。
  • にっこりサンパークの方々との心のふれあいが何よりの財産と感じられた。
  • POJのスタッフの、他者のために最善を尽くしきる姿勢を強く感じた。
  • 教職員にとっても有意義な研修となり、帰着後によりよき成長が見られた。
  • 保護者との関係性も豊かになり、学校運営に潤いが増してきた。
  • 教え子が参加し、喜びを共有することができた。

<改善点等>

  • 雨が降った場合の導線の確保や、テントの準備などの対策を講じること。
  • 早い段階から北上中との連携を図り、中学生同士の交流をしてみたい。
  • 仮設住宅のお部屋の掃除というリクエストがあった。事前に投げかけ、積極的にやらせていただいたらどうか。
  • 来年度、日程が合えば是非とも吹奏楽部を参加させたい。
  • 生徒の人数が増えているため、宿泊するお部屋を複数お借りしたい。

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本年度、寄せられた生徒と保護者の感想文を紹介し、結びといたします
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「中学2年生男子」
僕は今回のプライド・オブ・ジャパンに参加した理由は、案内プリントを見て興味を持ったのと、両親が大賛成してくれたからです。東日本大震災から4年以上経っていますが、被害にあった人々の現状を見たり聞いたりして少しでも心に寄り添うことができたらいいなと思いました。仮設住宅の草むしりでは、住民の方々の役に立てるように一生懸命やりました。2日目の合唱の本番では、全体的に声が出ていて聴いている人の心に届いたと思います。アンコールの「北の空の下」は被災した方々の応援歌とするために勇気づけようと思い力強く歌いました。今回参加してみて実際に被災地に行って現実を見ることは、貴重な体験で自分のこれからの人生に役に立つと感じました。ボランティアの数が減っていく中で東日本大震災の事を風化させずに自分のこととして考え、また参加できる機会があれば積極的に参加していきたいです。

 

「中学1年生の保護者(母親)」
今回、プライド オブ ジャパンのお話があり、このような機会がないと被災地に行くこともないだろうと思い、参加することにしました。実際、現地に行ってみて、大川小学校や仮設住宅が並んでいる様子を見たり、被災者のお話を聞いて、様々なことを感じました。
特に大川小学校では、バスから小学校が見えた瞬間、あまりの惨状に「すごい・・・」と言ってしまいました。そして敷地内に足を踏み入れてからは、心がザワザワして何も話せなくなりました。そこで、娘さんを亡くしたという遺族の方のお話を聞くことができました。その方は、想像を超える怒りや悲しみ、色々な感情を全て受け入れ、私たちに大切なことを伝えてくださいました。参加した子どもたちも、それぞれ感じるものがあったと思います。
北上中学校の元校長先生のお話も大変参考になりました。一人でも多くの人が、被災地に足を運ぶことが大切だと感じました。大変貴重な経験をさせていただき、ありがとうございました。

 

「中学3年生女子」
私は、今回とても貴重な経験をさせていただきました。大川小学校に行ったときに、もし自分がここにいたらと思い胸が苦しくなりました。改めて、震災の恐ろしさと避難訓練の必要性を考えさせられました。北上小学校の元校長先生から聞いた話は、私たちが事前に資料で読んだ話とは違って、現実味がありとても重いものでした。自分がもしも同じ状況だったらと思うと、怖くて涙が出てきました。私たちは、北中合唱団として、歌わせていただいたとき、私たちの歌で涙を流してくれた人たちがいて、人の「与える力」はこれほどまでに強いものなんだと感じました。
私たち3年生は北中生として参加できるのは最初で最後でしたが、今回とても貴重な体験をさせてくれた先生方に感謝したいです。

 

「中学3年生女子」
私はこの活動を通して、いろいろなことを感じ、学ぶことができました。まず、石巻市の様子や訪問した大川小学校から、地震・津波のおそろしさを感じました。地震前の写真と比べると、様子は全く違っていて、同じ場所だとはとても思えません。また大川小学校で犠牲になった方々の話を聞いて、命の尊さも学ぶことができました。それから、仮設住宅で草むしりをして、人のために何かをすることはとても気持ちがよく、素敵なことだと思いました。短い時間でしたが、きれいにすることができたし、なにより住人の方の「ありがとう」が強く印象に残りました。そして、歌を歌ったとき、私たちを含めたたくさんの人の涙を見て、歌は人の心を動かすことができるのだと思いました。たった1つの出来事で大きく変わってしまう人間の生活、日々の「当たり前」に感謝し、今回の貴重な経験を決して無駄にせず、生きていきたいです。

【実行委員の感想】萩野さん

<良かった点と御礼>

  • 2日目のみの参加でしたが、泉谷さん、ひかるさん、香月さん達プロの演奏・演技は鳥肌が立ちました。何度お聴きしてもいいものですねぇ。
  • 川口北中の演奏は一生懸命な姿に涙が出ました。一生懸命歌っている子も照れくさそうに後ろのほうで歌っている子もみんなが輝いて見えました。数時間の滞在時間でしたが心が洗われたようで参加できて本当に良かったです。
  • 「足つぼマッサージ」を担当された方、いつ手技をマスターしたのかわかりませんがお疲れ様でした。マッサージ終了後にお客さんにアドバイスまでしていた方がいたので、ビックリしました。
  • 山上さんから頂いたタオルは何だか勿体無くてまだ使えていませんが長く大切に使わせて頂きます。ありがとうございました。
  • 参加費や寄付、無償で後方支援いただきました皆さま、お陰様で資金的には今年も何とか足りました。ありがとうございました。
  • 実行委員の皆さん、今年もお疲れ様でした。そして、雑賀さん、今年もまた最初から最後までお疲れ様でした。お仕事が多忙の中、根気よくご準備されていてとても真似が出来ません。いつもありがとうございます。

<反省点・改善点>

  • 昨年と今年は現地でお手伝いが全く出来なかったので大変申し訳なく思っております。おそらく来年以降も同じ状況が続いていくと思われるため、最初から現地入りしますと言ってしまうと、かえってご迷惑をお掛けしてしまうので(1日だけでも参加したいとは思っていますが)、食事の注文や会計面、備品管理などの前準備と後整理を担当させていただければと思います。
  • 毎年寄付を頂かないと資金的にはかなり不足しています。寄付が無くてもあと5年続けられるようにしていかないといけませんが、費用を削るか、収入を増やすしか方法はありません。来年に向けて皆さんのご意見を頂戴できればと思います。参考ですが寄付収入(広告収入含む)は、昨年57.5万円、今年31.5万円でした。

余談ですが、2日目の帰りの準備中に妻から電話があり、子どもが転倒して頭の後ろの皮が裂けて血が出て中が見えているということを言われ、血の気が引いていくのを感じました。
自分の身に何かが降りかかってきたときにやっと人の痛みがどれほどかということを思い知らされます。後頭部を11針縫いましたが幸いにも何もなく今は元気に走り回っています。大震災の時には東北の皆さんはもっともっと怖ろしい思いをし、大切な家族を亡くされた方を思うとどれほど深い悲しみか想像がつきません。これから5年、何らかの形で皆さんと一緒にPOJに参加させて頂けましたら幸いです。今後とも何卒よろしくお願いいたします。