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【実行委員の感想】新井さん

【1日目】

( やきそば・焼き鳥の振る舞いについて )
今回は大森第三団地の方が手伝っていただいて 非常に助かりました。準備、調理には どうしても人出が必要となってしまいますので、POJの方が あと1名 専属で一緒にいていただくともっと スムースに出来ると思いました。

( 石巻専修大学 )
改めて、毎年お世話になって大変感謝をしています。遅くまで食堂を利用させていただき、また夕食・朝食手配をはじめ、いろいろな準備を事前にしていただくのは本当に大変だと思いました。

【 2日目】

マッサージを担当しましたが、昨年よりも 多くの方が利用をしていただき嬉しかったです。その他の作業でお手伝いができることがあれば、新井は 2日目は時間に余裕がありますので、なんなりとおっしゃってくださいませ。

【 統括 】

村さんが志村さんに託した、飛行機を遊ぶ姿の子供を見ていました。村さんが、普段の生活で これをPOJに持っていったら子供が喜ぶはずだと、考えて生活をしていたんだと、 改めて関心をしました。村さん、志村さん、来年お二人そろっての参加を期待しています。

3回目の参加でしたが、来年も もっと スムースに そして 自分が出来ることを率先してやって行くべきだと 考えました。雑賀さんがおっしゃっていた 「 来た時より綺麗にして帰る 」 って、 気持にも感銘しました。

また、新井は 当日の参加でお手伝いをしているだけですが、POJを運営していくのに普段から 対応をしていただいている方に本当に感謝をしています。ありがとうございます。来年も参加をさせていただきます。

【実行委員の感想】小林さん

今年も参加させていただきありがとうございました。撮影や編集は自分としてはまだまだ力不足の感が否めませんが、我々の活動や理念を伝えるツールとして、参加されたみなさんの良い思い出として、記録として、反省として、そして来年へ向けてのヒントとして、何かにお役に立てれば幸いです。

【振り返り】

1日目の大森第三団地は、初めてお邪魔したところとは思えないほど、仮設住宅の皆さんが好意的でとても良い雰囲気の中、開催できたのではないかと思います。ただご来場の皆さんが集まるのが早すぎて、逆に本番では人数が減ってしまったこと、もう少し時間配分を検討したほうが良いかと思いました。

2日目は、現地の方がやや遠慮気味の感じがしました。最前列にお座りいただき、もう少し楽しんでいただきたかったです。今年、草野さんの替わりに音響設置のお手伝いをしましたが、前後の音量のバランスがイマイチでした。すみません。まぁ「音が出た」だけ良かったのかもしれませんが・・・。

今回、動画のコンセプト編を「仲間」をキーワードに編集しました。この活動に参加する一番の意義はやはり被災地の皆さんとの交流だと思いますが、毎年、色々な方とお仲間になれることが、参加動機として大きくなってきているような気がします。今年も本当にありがとうございました。

POJ石巻2015報告書~2016に向けて

1. ご挨拶と私の感想など

【雑賀日出夫】

先ずは、POJ2015にご多用のところ、私と一緒に石巻入りしてくださった実行委員の皆さん、現地でご支援を頂いた石巻専修大学の市川さん・石川さん、畠山先生。宮岡先生・簗田さん・山上さん・江島さんはじめご支援を頂いた皆さん、そして、佐藤会長はじめにっこりサンパークの被災地の皆さんに心より御礼申し上げます。一人では出来ないことも、百数十名の方が集まると、大きなことができることを改めて実感いたしました。

<事前準備>

現地の準備は、石巻専修大学の石川さんがこれ以上ないくらい献身的にご協力を頂きました。こちらで行うことに専念できたのは、石川さんのおかげです。また、食事の手配や会計面は、今年も荻野さんが、お仕事がご多用のところ、一手に引き受けてくださいました。お二人には、感謝してもしきれません。

そして、今年最も大変だったのが、バスと運転手の手配です。高速バスの事故により法令が変更し価格が高騰。また長渕剛さんの10万人ライブ、東北方面のお祭り等と重なり、バスの手配が全くできない状況でした。チーム西島でご一緒した第一観光の広瀬社長にも探して頂きましたが、40万円台でも見つからず、大型バスの手配を断念。自前でマイクロバスと運転手を探すことになりました。

マイクロバスは、瀧沢さんの教え子である村さんが探してくださいました。運転手は草野社長の縁で内定。その方とやりとりをさせて頂いたのですが、ご本人のお住まいが相模湖の近くであり、埼玉から都内にバスを持ち込む「繋ぎの運転手」を探さなければならず、また、費用面もなかなか合意できず、一難去ってまた一難の状況でした。この間、村さんと何度やりとりをしたか分かりません。結果的には、村さんのご友人(この方も瀧沢さんの教え子)が往復の繋ぎの運転手をしてくださり、現地入りしてくださる運転手さんとも粘り強く交渉。全てが確定したのは、前々日という状況でした。村さん、この度は本当にお世話になり、ありがとうございました。

POJ前日、初日終わった後、終了後の感想を載せておきます。

<POJ前日の心境>

今夜から石巻に向かい、被災地の方々と交流してまいります。昨夜までに準備の目処がつきました。準備を進めるのは容易ではありませんが、5年目を迎え「人間として一番大切なものが、プロジェクトの中に有る気がしてなりません」。それがこのPride of JAPANを進めてきた理由です。ここ迄にお力添えを頂いた方、ご一緒頂ける105名の皆さんに、心から感謝申し上げます。

また、今年は昨年10月にお亡くなりになった西島篤師さんに捧げる意味があります。私達のために場所を探し、体調が悪くなっても「後方支援」と言って支援してくださいました。今年は、西島さんを偲び、「思いを一つに、自分達の強みで最善を尽くし、被災地の方々と交流応援」してまいります。

<初日を終わった後の感想>

昨日は、人間って凄いなぁと感じ、3回も涙してしまいました。「こんなにも人のために何かしてあげたい」という気持ちがあるのかと。多くの方と触れ合い、たくさん語り合い、たくさん飲みました。今日は思いを一つにします。

<POJを終えた感想>

「思いを一つに」を合言葉に、被災地の皆さんと交流応援させて頂き、石巻を後にしました。人間として大切なことが、幾つも見つかった気がします。

  1. 人は根源的に、誰かの役に立ちたいという純粋な心を思っていること。そして、その純粋な心は伝染すること。日常や仕事でも、自分や周囲がこれを発揮できるようにしたいと思います。
  2. 人生は、自分の天性天分を自覚し、それを徹底的に磨き上げる旅であること。その途中には、たくさんの障害が待ち構えているが、乗り越えると心に決め、一心不乱に取り組んでいると、協力してくださる同志が集まってくださり、チームで乗り越えることが出来ること。そして、乗り越えたその先には、言葉では表すことのできない感動があること。
  3. 現地に行き、見て、聴いて、感じなければ分からないことがたくさんあること。被災地の今をご案内頂き、新聞やテレビ・ネットなどを見て分かった気になっても、その場に行かないと分からないこと・感じないことがまだまだあると思いました。
  4. 人間の救済は、人間によって、決して少なくないことが出来ること。私たちは、行政ではないので、根本的な問題解決は出来ませんが、一年に一回二日間でも、毎年被災地の皆さんを訪ねることで、お互いの距離感が近づき、現地の皆さんに喜んで頂けることができるのだというのが実感です。

Pride of JAPANにお力添えを頂いた方、時間を割いてご一緒頂いた全ての方に、感謝申し上げます。本当にありがとうございました。

2. 実行委員の皆さんから寄せられた感想

実行委員の皆さまから寄せられた感想は、以下ページよりご覧ください。
⇒ 実行委員の皆さんの感想

3. 今後に向けて

来年も従来通りであれば、8月27日(土)~28日(日)で実施したいと考えています。

<良かった点>

  • 石川さんが現地における準備を献身的にしてくださったこと。
  • 荻野さんが参加申込や食事の手配、会計面を一手に引き受けてくださったこと。
  • 村さんがマイクロバスと繋ぎの運転手さんを見つけてくださったこと。
  • 知久さんのおかげで、今年も素晴らしいチラシができたこと。
  • 山上さんのタオルによる被災地と新聞社への事前ご案内。
  • 宮岡先生がドリンクを差し入れてくださったこと。
  • バスによる移動と、石川さんによる被災地ツアー、懇親会による一体感醸成。
  • Facebookによる発信をリアルタイムでおこなったこと。
  • 焼き鳥と焼きそばの振舞いで、開始前からの盛り上がりや集客ができたこと。
  • 玉川うどん店さんの差し入れにより、抽選会の商品が豪華になったこと。
  • 「狭いスペースでの体操」は小山さんの工夫により、笑いがあって良かった。
  • 新しい試みであるマッサージは良かった。
  • プログラムをコンパクトにし、どのパフォーマンスも素晴らしい出来であったこと。
  • 帰りのバスの時間が、ほぼ予定通りであったこと。
  • 小林さんの撮影と編集により、素晴らしい映像を残すことができたこと。

<こうすればもっと良くなる点>

  • マイクロバスと運転手の手配 →村さん・志村さんに相談する。
  • 石巻専修大学さんの行事とタイアップできないかを検討する。
  • テントをお借りする場合は、事前に申請を行う。
  • 中学生の生徒さんの人数が増えた場合、教室を増やして頂くようお願いする。
  • 子供向けの催し(綿菓子・風船アート、じゃんけん大会など)を行う。
  • 実行委員は司会も含めてTシャツを着ること。
  • 受付をしてから、焼き鳥と焼きそばを差し上げるようにすると、集客によりつながるのでは。
  • 挨拶をする方もマイクを使ってお話し頂く。
  • 夕食をきちんと用意すること。
  • 2日目にトラブルがあり、バタバタしてしまった。また開始時刻が間違って伝わっていたこともあり、お客さまの出足が今一つだった。
  • イベントによっては、舞台ではなく下で行うと良いかもしれない。
  • 2日目の抽選会の準備が全くできておらず、期待をさせておいてできなくなってしまった。
  • 笛と太鼓の「お囃子」とコラボができると良い。

【実行委員の感想】豊橋日独協会・事務局の福田裕之さん(中部ガス 秘書室)

故・西島副会長追悼の「POJ2015映像」をお送りいただき、誠にありがとうございます。

映像を拝見させて頂きました。東北支援、並びにPOJ開催に力を注がれた故・西島副会長の思いと情熱がひしひしと伝わってまいりました。制作にあたられた皆さま方に、心より感謝申し上げます。本当にありがとうございました。

当協会としましても東北支援は今後継続して行ってまいる所存です。
引き続き、よろしくお願い申し上げます。

【実行委員の感想】西島豊さん

雑賀さん、本当にお疲れ様でした。今回、どうしても参加できませんでしたが是非また参加させて頂ければと思います。父も心から喜んでくれていると思いますし、父の事ですから一緒に参加していたと思います!

早速活動記録確認させて頂きました。

私も今回は残念ながら参加できませんでしたが、今後是非参加できればと思います。

この八月は父の初盆もありましたが、きっと父も喜んでいます。むしろ父の事、皆様と現地に一緒に伺っていたことと思います。
今後ともご縁を大切にしていきたいと思います。

【実行委員の感想】石川さん

山上さんの報告で、告知についてありました。「告知チラシを配布したが、イベント開催日10日前での配布は、集客効果としてはどうだったのだろうか? 来年はイベント開始2~3日前に配布し住民の皆さんの気持ちを盛り上げるべきか?(但し、マスコミ訪問は10日前には行いたいが)」

集会所管理の佐藤嘉信さんから、住民への案内は2~3日前がいいとおっしゃっていたのを思い出しました。マスコミは10日くらい前でしょうね。

山上さんのタオルと告知チラシの効果は、確実に大きいものがありました。

マスコミへの連絡は、(大学で使っていただいていたら)石川が当然させていただきます。同じ記者には、先週も別件で大学図書館に取材に来ていただきました。

次年度の会場の問題です。
にっこりサンパークの情報が入り次第、ご連絡をいたします。新規の会場も候補がありますので、使えるかどうか、居住人数予想など、今後調べていきます。

雑賀さん、身に余るご丁寧なはがきありがとうございました。

【実行委員の感想】市川さん

POJ2015 お疲れ様でした。そして、大変お世話になり、ありがとうございました。映像を早速拝見いたしました。西嶋さんのこと、イベントのこと・・・すばらしい作品です。小林さま、POJの皆さまによろしくお伝えください。POJのページ、チーム西島のページなどから、いつでも見られるとありがたいです。今後ともよろしくお願いいたします。

【実行委員の感想】山上さん

<良かった点>

  1. 使い心地の良いタオルをサンパークの全ての皆さんに届けることが出来た。
  2. 昨年は、住民の方にゆっくりと話を聞く時間がなかったが、今年は配布訪問の際にゆっくり話すことが出来て嬉しかった。
  3. 新聞社2社を訪問し告知記事掲載及び取材の要請をし、結果、どちらも実現することが出来た。

<来年度に向け工夫すべき点>

  1. タオルとともに告知チラシを配布したが、イベント開催日10日前での配布は、集客効果としてはどうだったのだろうか? 来年はイベント開始2~3日前に配布し住民の皆さんの気持ちを盛り上げるべきか?(但し、マスコミ訪問は10日前には行いたいが)
  2. 今年はタオルを贈ったが、同程度の予算でもっと喜んで頂けるものはないか、考える。
  3. イベント10日前の事前訪問とイベント当日のダブル訪問を予定し、結果、事務パンク等でイベント当日の訪問をドタキャンし皆さんに迷惑をおかけした。来年は最初から事前配布のみと割り切り、事務ペースの配分をすることとしたい。

<その他>

以上の調査結果は、昨年、石巻から戻りネットで発見し、昨年の振り返り結果として皆さんに情報提供させて頂いたものです。今年も調べてみましたが、新たな調査は行われていないようで、その点でも世間の意識が風化しつつあることが窺えます。被災者の方々の気持ちに寄り添う気持ちを持ち続けることが大切と考え、再度、提供させて頂きます。

☆NHK「東日本大震災3年後の被災者1200人調査結果(2014年1月実施)」のポイント☆

  • 現在の家計の財源について、50.5%の方が「年金」、22.8%の方が「預貯金の取り崩し」と回答されており、被災者の方々の生計は先細り状況にあり、将来に向け経済的不安を抱えている様子が窺える。
  • 震災による心身への影響について、34.9%の方が「よく眠れない」、38.6%の方が「気分が沈みがち」、24.3%の方が「薬が必要になった」と回答されており、体調不良の様子が窺える。
  • 「毎日のくらしに不満、やや不満」と回答された方が、51.9%、「今の家計状態に不満、やや不満」と回答された方が52.8%いることから、被災者の方々の生活救済がまだまだ、道半ばであることがわかる。

また、自由書き込み欄のコメントには、こんなものがあった。

最愛の息子を津波で失い、3年になろうとしています。狭い仮設の生活で精神的にも肉体的にも疲れが出てきています。私の気持ちは…時間と共に苦しい…その反面これではダメだと気持ちを奮い立たせたり…あの3年前の3月11日を思うとドキドキしてきて具合が悪くなってしまいます。まだまだ続いて行くのだと思います。 (岩手県山田町・50代・女性)

 

もう一度故郷に帰りたいと願っております。仮設にも十分世話になり有難く思っています、出来ることなら早めに住みよい所でもう一度暮らしたいと常に空を見て故郷の山や海の風景を偲んでいます。誰とも会えないことを知っていても自分の玄関の表札などを見て生きたいです。健康に注意をしながら迷惑のかからない生活を望んでいます。 (岩手県釜石市・80代・女性)

 

失ったものは余りにも大きかったし、それを穴埋めする為に働き続けなければならないのですが、丸裸になって初めて大切なものがくっきり見えた気がします。3年経てなお、思いやりの心で支え励まして下さる方々に心から感謝申し上げます。そのお心に応えられるよう、明るく元気に頑張りたいと存じます。(宮城県気仙沼市・50代・女性)

 

親・兄弟も亡くして今も風化する気持ちなどありません。津波が憎い気持ちは変わりません。両親、兄がいた頃に戻りたい。私は今でも仕事を始める時に話しかけています。今日も頑張るから見ていてねって。私の心の中にはいつまでも父・母・兄がいます。生きています。これからも私の家で、仲良く皆で暮らしていきます。(宮城県石巻市・50代・女性)

 

娘が亡くなったことは未だに信じられません。もう3年、まだ3年…あの子はどこにいるのでしょう。いまだに「ただいま」と帰ってくるようです。本当なら成人式も迎え、今年22歳です。まだ部屋もそのままです。私も正直早く娘の所に行きたいとも考えましたが、長男・次男を残して行けません。この苦しみは一生続きます。(宮城県亘理町・50代・女性)

 

震災後ずっと走り続けている感じだ。家の片付けから会社の復旧へと始まり、現在は会社の売り上げを震災前の状態にどうしたら戻るか試行錯誤しながらチャレンジしている。体力勝負が続いている。これからも続くと思う。あと3年後に現在の状態の真価が問われると思う。頂いた支援に報いるためにもがんばっていきたい。(宮城県石巻市・30代・男性)

 

もうすぐあの日から3年です。なぜ私は60歳を目前にして色々なものを失って、でも生かされていて、今後の家の事も決まらず…土地は宅地として使えるようになるまであと2~3年かかり、私達は年を重ねていく。自分達だけではない事は充分わかっています。以前の暮らしの自分に戻りたいです。家の事を考えるのも疲れました。(宮城県石巻市・50代・女性)

 

震災で息子を亡くして3年が経ちます。気持ちは未だについていけません。TV等でオリンピックを騒いでいた時も悲しくなりました。「震災は終わったな」と。福島県は無くなった被災者より原発ばかり。私達は「顔で笑って心で泣いて」毎日歩いて行くしかないのです。とりあえず、頑張って生きてきました。(福島県新地町・40代・女性)