中本裕介さん

この度は、全10回大変お疲れ様でした。

HPの作成から10年間分の映像、毎回の現地根回し、参加者集めなど、表には見えないたくさんのご苦労があったと想像させられます。(※HPや映像は小林さんが、現地の根回しは石川さんが全てやってくださいました)結果的には、中学生やその関係者、大人・お子さんたち等、 これだけの多くの方が参加をされて、何より全10回やりきられたところに敬意を表します。
毎回、地元の方の笑顔を見られたときには、無償の喜びを感じました。
心の復興とは何かを感じさせられました。
時間が解決するものはあるかもしれませんが、過去の事実は消えない。
その中でも見返りを求めずに、損得抜きに集まったメンバーが繰り広げるイベントは、しっかりと現地の方に届いていたと思います。現地の方の笑顔や涙をみる度に、私自身が心の浄化をされたように感じます。

よく、「初めに何もないものは、最後まで何もない」という言葉がありますが、POJの根っこに、何のためにやっているのかの理念がしっかりとあるからこそ、毎回初参加の方の、よくわからないけど行ってみる、という行動喚起が生まれたのだと思います。
これは、雑賀さんとの信頼やご縁も大きいですが、お金と時間をかけて行ってみる、という人が動かされる事実にこそ、POJの理念=主催者雑賀さんのこれまでのご自身の人生との向かい合った量や努力が凝縮されているからだと思います。
誰と何をやるのか、がとてもわかりやすいのがプライド・オブ・ジャパンだったと思いますし、どんなトラブルが起きても、冷静に対応してやりきる心温かいメンバーの姿を通して、本来ある日本人の姿に触れられたような気がします。
ここ3年コロナで一気にリモートが進みましたが、どんなに時代が進んでも、人は誰かと繋がっていたい、どこかで絆を感じていたい、そこにこそ心の充実があるのだと思います。それを体現できたことは、 とても大きな経験となりました。

改めて、私自身が雑賀さんと出会えたのは、2016年6月ごろに池袋で行われた山田宏先生の講演会です。その場にいらっしゃった、龍馬プロジェクト関係で出会えた児島さんが、講演会の司会をされていた雑賀さんと、その場で引き合わせてくれたことから始まっております。人は出会いによって人生がつくられている。そのきっかけは何だったのかを忘れずに、これからも「袖振り合う縁をも活かす」で、精進して参ります。
後半の全5回参加させていただきましたが、POJで学んだことを自らで考え、私自身も人を巻き込んで喜びをつくれる人材になりたいと思いました。改めて、この度は貴重な人生経験を積ませていただき、本当にありがとうございました。今後とも、よろしくお願いいたします。